暗 殺

 
 土曜の朝は電車が空いている。さすがに山手線では座れなかったが、西武線では席にありつけた。

 で、ふと視線を前にやったら、わけのわからないおっさんが昨日の東スポを読んでいた。
変なおっさんしか東スポを買わんのか? 

 おっさんのお蔭で昨日の東スポの一面が、
「ハンセンの息子、マリナーズ指名」であることを知った。

 ハンセンの息子だから、パワーはあるのだろう。でも、パワーだけで野球はできない。
「野球はパワーだ」の賀間剛介の主張は間違っている。

 今日、麻生が大久保利通の玄孫であることを新聞で読んだ。麻生が吉田茂の孫であることは、奴が再三にわたって自慢していることから知っていたが…。
ったく、家柄を鼻にかける奴にはロクなのがおらんな。

 大久保利通といえば、紀尾井坂で暗殺されたことで知られる。ここで、暗殺された日本の歴史上の人物を挙げてみたい。

 
山背大兄王、蘇我入鹿、藤原種継、源頼家、源実朝、足利義教、田沼意知、井伊直弼、坂本龍馬、大村益次郎、大久保利通、伊藤博文、原敬、井上準之助、団琢磨、犬飼毅、斉藤実、高橋是清…。

 こうしてみると、幕末から明治・大正時代にかけて暗殺が横行していたことがわかる。実際、福沢諭吉も暗殺されることを相当恐れていて、夜は絶対に外出しなかったという。

 英語で暗殺をassassinationというが、十字軍の時代から存続するトルコのアサシン教団がその語源とゴルゴ13にあった。
ゴルゴ13はためになる漫画とはいえ、ゴルゴ13で国際関係を勉強しているようでは、麻生も話にならん。

 よし、次回の麻雀でXを暗殺するか。
暗殺に手段は選ばない。暗殺宇宙人ナックルを忘れるな!


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