大会10日目
朝日の高校野球の記事には大いに不満がある。今日は押切もえの寄稿文が載っていたが、そんなのを掲載するなら、後半戦の展望記事とかを書けよな。
もちろん、押切もえの寄稿文などを読むバカはしない。きれいごとを読むほど、わしはおめでたくない。
「今日の試合の見どころ」にもアヤをつけたい。
その最後に過去の両県の勝敗が書かれている。たとえば、帝京−九州国際大付なら、「両都県の対戦は過去東京の5勝2敗」である。
そんなもん、「見どころ」と何の関係があるのか。そんなのを載せるのなら、1字でも多く試合の予想記事を書けや。
PLが第1試合で完敗を喫した。今年のPLはエースが不在なのでそんなに買っていなかったが、打線が抑え込まれての敗戦は意外であった。県岐阜商の監督の、「淡々と投げろ」という指示が良かったと思われる。
県岐阜商のエースは、PL打線を恐れていなかった。わしらの頃は、あのユニフォームだけで相手ピッチャーはビビったものだが…。
また、PLの応援に迫力がなかった。昔に比べて、だいぶ声が小さかったように感じた。それと、KOマーチはスコアリングポジションにランナーが行ってからこその曲だと思う。
才能がある2年生がいるし、PLの新チームに期待したい。
県岐阜商−PLが31年ぶりの対戦だったとは…。31年前は、鶴岡監督がワンアウトからバントでランナーを送る作戦を取って、トップの谷松が決勝打を打った。あれから31年とは本当に信じられん。
新潟勢のベスト8進出は25年ぶりか。25年前にベスト8に進んだのは新潟南だったぁな。
当時は、初戦の試合に両校ゲストを招いてしゃべらすという意味不明の企画をNHKが行っていた。京都西戦にサヨナラ勝ちして、新潟南のゲストがむせび泣いていたのを思い出す。
立正大淞南はよく勝った。インフルエンザで3人罹患し、守備位置の変更を余儀なくされたので不利かと思われたが…。
東京農大二としては、エースのスタミナ切れが惜しまれる。しかし、最後の球審のストライクアウトのコールは何だ?
ボールと思われたが、ワン呼吸あってからのストライクコール。あれではバッターが気の毒だ。
帝京−九州国際大付は、今大会で最もレベルの高い試合であった。
確かに両チームともミスがあった。それでも、さすがに優勝候補同士の戦いであった。投打の迫力は他のチームとは違った。
九州国際大付は、ここで姿を消すにはあまりに惜しいチームだ。予選からその動向をずっと気にしてきたので、わしもかなりの脱力感がある。納富、小林、国枝、榎本、河野、槙本…。ずっと記憶に残りそうだ。
結果論だが、9回ノーアウト2塁の場面では、7番の天野にあのまま打たせるべきではなかったか? それはともかく、自信作のチームだっただけに、若生監督は無念でならないだろう。
帝京は完全に負けパターンであった。8回に追いついたのは幸運だった。
けど、前田さんよ、1年生にスクイズをさせるなよ。1点負けている場面でのスクイズは荷が重過ぎるって。
「前田、スクイズをすんなよ」とわめいていたら、本当にしやがった。案の定、空振りした。
キャッチャーが悪送球して同点に追いついたが、3塁ランナーが殺されていたら、追いつけなかったに違いない。
第4試合はジェットコースターに乗っているような気分だった。よって、すこぶる疲れた。
明日も8時起きだし、今日も11時には旅立ちたい…。
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