大会11日目
なんだか、昨晩はうなされた。昨日の九州国際大付のサヨナラ負けのシーンが寝ながら蘇っていた。これは思っていた以上に九州国際大付に惚れていたのかもしれないな。
若生監督が如何に無念だったかは、今日の朝刊に載っていた談話でも窺えた。若生監督としても、このチームを手放すのは忍び難いに違いあるまい。
第1試合は、明豊が6−2くらいで勝つと思っていた。それが、逆に中盤で常葉橘が6−2でリード。春の恋人が危機かと思われたが、よくまくったものである。
最後の勝ち越しの場面はラッキーであった。1塁もアウトでダブルプレーだと思ったが…。
第1試合後の抽選の模様は、例によって勝利監督インタビューによって邪魔された。おいNHK、小窓で抽選を映せと何度言ったらわかるんだ。
NHKには、今日の中継にも文句を言いたい。試合の途中で予告なしに中継をぶった切るな。
そんなに重要な場面でなかったからいいようなものの、サヨナラの場面とかだったらしばき倒すところであった。
さて、抽選の結果だが、吐いた。「立正大淞南−日本文理」が目に入ったとたん、「おい〜」と声が出た。準々決勝まで来て、かわい子ちゃん対決は勘弁してくれよ。
帝京は県岐阜商か。平原に疲れが見えるだけに、5点は取りたいところである。
第2試合は、点差ほど中京大中京には楽な展開ではなかった。同点に追いつかれてなおも1死1、2塁の場面で、相手がダブルスチールを失敗してくれて助かった。じっくり攻められていたら、全然違った展開になっていただろう。
第3試合は、菊池の投球が圧巻だった。左腕投手の150kmは高校生では打てない。
第4試合では、智弁和歌山があっけなく負けた。今年のチームは、例年のチームに比較して、打線がかわい子ちゃん過ぎた。
それと、西川が故障上がりなのが痛かった。ブルドック原田氏流にいえば、岡田1人で勝てるほど甲子園は甘くない。
大会前にAランクと評価されたチームのうち、ベスト8に4校勝ち残った。すなわち、花巻東、明豊、帝京、中京大中京の4校である。
まあ、そんなものだろう。そういった面では、今年は比較的波乱が少ない大会と言えそうだ。
決勝戦が花巻東と帝京の顔合わせとなったら、いわゆるプロレス的な顔合わせになる。もちろん、ヒールは帝京だ。
明日の第1試合の選抜の明豊−花巻東は選抜の再現である。そして、わしが吐き死んだ試合である。
明豊打線は今大会屈指とはいうものの、左バッターが多いし、菊池とは相性が悪い。2点取るのがやっとだろう。それだけに、花巻東に先取点を与えたくない。
第2試合は予想がつかん。朝日新聞も予想記事が書きにくいのではないか。
明日は2試合だから、10時半まで寝てられる。それでも、今日も11時には寝る。
今大会も残すところ7試合か。わしの人生もカラータイマーが鳴っている…。
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