待たされるのは嫌だ

 
 朝起きてNHKをつけたら、リンクが異様な雰囲気であった。なんでも、整氷車が故障して、男子スピードスケート500mが中断中だという。それも、競技の途中での故障というのだから驚いた。

 こんな中断は聞いたことがないな。サラエボオリンピックのスピードスケートが天候不良で開始が遅れたことを記憶しているが…。

 実況の西田アナが、
「黒岩、コゾロフ、黒岩、コゾロフ」と絶叫していたこともよく覚えている。あの時の黒岩彰選手は痛々しかった。

 麻雀で自動卓が故障した場合は、4人とも同じ条件である。しかし、競技途中で中断された場合、待たされる選手は大きなハンディを背負うことになる。

 故障後に競技する選手のコーチが激怒していたのは当然である。
わしが選手だったら、大きく動揺するのは間違いない。

 
整氷車の整備担当者は真っ青だろうな。始末書では済まされないと思われる。

 今日も、各スポーツ紙が岡田とサッカー協会のことをボロクソに書いていた。

 
日刊スポーツ:具体的な改善策は出て来なかった。犬飼会長、原委員長、岡田監督のコメントは、それぞれにまったく説得力がなかった。

 サンスポ:一段一段どころではない高すぎる照準設定が岡田監督の首を絞めていく。

 スポニチ:無策でW杯へ。日本協会は監督を交代できる最後のタイミングで何も手を打たないまま、指揮官に命運を委ねることになった。


 提灯記事が十八番のスポーツ紙がここまで書くとはね。これだけの危機的状況は記憶にない。
日本サッカー協会がガッツ星人の最期のようなパニック状態にあることは確かである。

 コートジボワールでトルシエ待望論だと? あんな食えない奴が呪術師として崇められているとは信じられぞうだ。
とはいえ、イカサマ野郎も岡田よりは遥かにましだ。

 午後から冬彦行脚をした。世の男は多かれ少なかれ冬彦よ。わしが
「多かれ」なだけだ。

 あさっては雪か…。出前注意報を発令して、今日は脱稿したい。



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