大会7日目

 
 第1試合は痺れた。先日の立命館宇治戦より疲れた。なんといっても、相手投手の投球が素晴らしかった。

 それだけに、サヨナラのシーンはガッツポーズの鬼になってしまった。
冷静沈着が売りのわしがそういうこっちゃいかん。

 今日は有原投手の出来が良かった。相手の打線がかわい子ちゃんだったとはいえ、2安打完封は見事であった。

 それにしても、7回表は危なかった。

 ワンアウト2塁で有原が暴投。ランナーが一気にホームに突っ込む。キャッチャーがカバーに入った有原に懸命の送球。

 セーフか? しかし、アウトのコール。
その時も歓声を上げた冷静沈着なわしであった。

 そのシーンがビデオで流されたが、ランナーの手が大きく映された瞬間にビデオが切れた。本当はセーフだったので再生するのをやめたのだろう。

 ともかく、これで広陵はベスト8進出。準々決勝ではさらなる試練が待っていよう。

 準々決勝の相手は中京大中京か。中京大中京は昨年のような大型チームではないが、投打にまとまっている。中京大中京戦が1つの山であることは間違いない。

 8年前の選抜では、広陵と中京大中京は初戦で顔を合わせている。その時は新2年生の西村の完封で広陵が4−0で勝った。

 智弁和歌山−興南は、興南を応援していた。
その理由はここでは申し上げない。

 智弁和歌山打線は島袋投手から10安打したものの、打ち崩すには至らなかった。再三のバント失敗と4番の5打席連続三振が響いた。

 弁慶高校の武蔵坊が犬神に対してバットを1回も振らずに2打席連続三振したのを見た明訓の山岡主将が、
「4番がこれじゃ勝てない」と言ったのを思い出したわしであった。わしは、弁慶高校と土佐丸の試合が敵チーム同士の試合ではベストバウトだと思う。

 智弁和歌山はエース不在が響いた。去年の岡田は例外的な存在だったようだ。

 島袋vs西川は、島袋投手に軍配が上がった。西川選手にやや厳しい判定があったのは確かである。

 明日は第2試合が楽しみである。大阪桐蔭がやや優勢か? 

 水曜が雨とはどういうことだ? 西日本で水曜が雨なのは大阪だけじゃないか。
あいつらが予報をはずすことを願っている。

 明日も休みだし、今日も早く寝るとするか。明日もどっぷりと高校野球に浸りたい。



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