大会12日目

 
 今日の決勝戦は見ていて疲れた。こんなに疲労を感じた決勝戦は久しぶりのような気がする。

 
「今日の試合の結果をどこで見聞きしたか?」だって? それについては申し上げない。

 今日は、途中で何度も今大会2度目の黒バックを覚悟した。1つの大会で2度も黒バックになったら、わしがハガ過ぎる。
黒バックをインフレ状態にしてたまるか! 

 それにしても、日大三は怖かった。なんといっても打線が脅威であった。

 この恐怖を今度は夏の西東京大会で味わうのか。
早実が日大三に勝てるとは思えん。

 日大三は、エースの山崎投手もなかなかの好投手であった。投手力がBランクという評価は、秋までのものだったようである。

 にしても、あの試合展開で興南はよく勝ったものだ。実際、序盤の3失点はあまりに形の悪い失点であった。
3点目のホームランで、わしならキレているな。

 こういう試合をものにしたのだから、興南には真の実力がある。夏の沖縄予選も勝ち抜いてくるのではないか? 

 興南にとっては、3回にレフトがセカンドランナーを刺したプレーが大きかった。3点リードされて、さらにレフトの落球によるノーアウト2塁のピンチ。あそこでランナーに自重されていたら、興南の勝利はなかったかもしれない。

 島袋投手は、実に胆力のある投手だ。強豪相手の4試合を制し、今日のような試合を投げ抜いたのだから。

 同じ興南の左腕でも、マイク仲田となんと違うことよ。
マイク仲田の押し出しや痛打を浴びた場面は見飽きたものである。

 今日は優勝を決めたシーンも良かった。
ピッチャーが最後のバッターを打ち取ったら、キャッチャーと抱き合わないといかん。

 今は、坂口安吾の
「桜の森の満開の下」といった気分である。酒が飲めれば、桜が咲き誇っている近所の公園に出掛けたかもしれない。こういう時は下戸なのがハガい。

 話はまったく変わって、巨人の木村コーチの容体が心配である。木村コーチが倒れたシーンは、昨日の中継中のビデオで見た。実に衝撃的なシーンであった。

 好漢という評判が高い木村コーチ。なんとか回復に向かってほしい。

 明日は休みである。が、落ち着かない日になりそうだ。月曜にプレゼンのリハーサルがあるのでね。

 選抜が終わって、プレゼンが大きくクローズアップされてきた。それから逃れるためにも、今日も11時半に眠りに就きたい。



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