金竜飛ばりの観察
今日は、隣の女性を観察する余裕ができた。
言っとくが、観察といってもただの観察じゃないぜ。金竜飛の如く、化学者のような冷え切ったクールな目での観察だ。
今日の観察で、隣の女性が指輪をしていないのがわかった。ということは独身か?
他の部署の新人の子が左手中指に指輪をはめているが、こちらは男がいるのか? 薬指に指輪があったら、とっつぁんの言うところのカルピス関係を持つ奴がいるのは確実である。
隣の女性の靴がハイヒールなことに気がついた。だからといって、どうということはない。ちなみに、わしは大柄よりも小柄な女性の方が好みである。
隣の女性は、今日も一時もまどろむことはなかった。うちの仕事は動きがない事務ワークなので、誰もが睡魔に襲われるのだが…。
当然のことながら、号泣組翁が仕事中に寝たことはただの1度もない。翁は仕事中はアドレナリン出まくりだから、寝るなんてことはあり得ないのだ。
その翁であるが、ここ2日間、その女性との会話はゼロである。女性を逆恨みしている翁が女性に話し掛けることもあり得ないのだ。
今日も、その女性はわしよりも長く残っていた。2日連続で退社時刻と同時に姿を消すわしに呆れているかもしれんな。
わしが相撲を見終わってすぐに風呂に入っていることは知るまい。それを言う時は、わしが反則をやる人間だと教えた後だ。
加藤九段を訴えた野良猫餌やり裁判で原告側が勝訴したか。ま、当然だな。
住民の迷惑を考えない加藤九段に非があるのは間違いない。それも、裁判に持っていたのだから、悪質星人メフィラスだったのだろう。
加藤九段は対局中も相手のことを考えないパフォーマンスで有名だが、対局者もその非礼を訴えたらどうか? 勝訴する公算は高いと思われる。
日記も書いたし、今日もあとは寝るだけだ。その前に1人カル…。
アホなことはやらんで就寝しよう。
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