引きがよえぇ
やはり賭けにならなかった。わしが部屋に入ったら、当然のように号泣組翁は出勤していた。翁は休みの翌日は誰よりも早く来るのだ。
翁はおととい有給を取った汚名を晴らすべく、今日は終日ザトペック状態で仕事をしていた。それもブツクタ言いながら。そういう時の翁は誰も止めようがない。
今日の昼、紀伊国屋にワールドカップのガイド号を買いに行った。雑誌コーナーにガイド号が5〜6冊あったので、じっくり比較した。
そして、ナンバーが発行しているガイド号に決めた。決め手は記事の内容が充実ぶりであった。
レジの姉ちゃんに雑誌を出したら、「ワールドカップのガイド号を買われた方に抽選を行っています」と言われた。抽選といっても、紙の箱の中に当たり券とはずれ券が入っている簡単な方式である。
箱の中に手を入れて、ひとしきりまさぐった。ティッシュ箱当たり券取りの大博打に挑んだカイジの気分であった。
そうだろう、そうだろう。わしに当たり券が引けるわけはないわな。レジの姉ちゃんも、「引きの弱い人」と思ったに違いあるまい。
しかし、当たり券を引いていたら何をもらえたのだろうか? これも永遠のナゾになってしまった。
ガイド号は明日にでもゆっくり読むことにしよう。今日はなんといってもイングランド戦だ。
誰がどう見ても日本に勝ち目はない。それどころか、チンチンにやられよう。
日本にワールドクラスの選手が皆無なのに対して、イングランドは、ルーニー、ジェラード、ランパードとスター選手の金太郎アメ。いくらなんでも、戦力が違い過ぎる。巨人とヤクルトの戦力差どころじゃねぇ。
日本とイングランドでは、監督の力量も雲泥の差である。クソメガネのダメぶりはいまさら書くまでもない。今日の報知のサイトは、クソメガネを「迷将」と切って捨てていた。
イングランドのカッペロ監督は、32か国中で最高の指揮官とされる。言ってみれば、1位と最下位の対決。イングランドの勝ちにチップ500枚だ。
セルビアが準地元のオーストリアで、ニュージーランドに0−1で敗れただと? セルビアといえば、3軍が日本をクラッシュしたほどの実力国。それが、準地元で大会一のかわい子ちゃんのニュージーランドに負けるたぁ。
雑魚を蹴散らして、いい気分でワールドカップに臨もうと思ったセルビア協会の思惑ははずれたくせぇ。そりゃあ、ファンも暴れるわな。
日記も書いたし、これからイングランド戦を楽しむか。God save the Queen!
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