神を見た夏

 
 駅前の本屋に行って感動した。Number・7月29日号「神を見た夏」が売られていたのである。

 実は、7月29日号の存在自体を知らなかった。それが手に入るとは、今日はついていた。

 もちろん、KKのインタビューは読み応えがあった。江川のインタビューも興味深かった。

 しかし、わしが最も読みたかったのは、横浜商の三浦のインタビューである。荒木、水野、桑田と投げ合った三浦のインタビューは、同時代の高校野球に夢中だったわしにすれば涎もんである。

 
「三浦がどんな話をしていたか?」だと? 知りたかったら、Number・7月29日号を取り寄せろ。

 雑誌には星稜の山下監督のインタビューも載っていた。山下監督が優勝を狙って甲子園に乗り込んだのは、小松と松井の時だけだったそうである。

 松井のチームは、間違いなく星稜史上bPのチーム。ただ、小松のチームは、小松のワンマンチームだった。実際、総合力のあった山口の智弁学園に負けている。

 山口の智弁学園は、77年の夏の大会で優勝候補筆頭に挙げられた。その時の監督は、若き日の高嶋監督。現役監督のインタビューは難しいと思うけど、高嶋監督に当時の話を聞きたいものだ。

 清原がインタビューに丁寧に答えているのには驚かされた。それだけ高校時代に思い出があるのだろう。清原の話を読むと、当時のPLナインが野球人形だったことがよくわかる。

 
野球人形? オズマの受け売りに決まってるだろ。

 記事の1つの
「夏の甲子園年代別ベストナイン」はユニークな企画であった。ベストナインは選んでこそ華である。

 1980年代の桑田、清原、小沢、立浪、水野(外野)、1990年代の松坂、松井、福留、喜多、2000年代の田中将大、森岡、平田、中田は文句なしだ。

 以下に1970年代のベストナインを選んでみた。
1970年代前半は記憶にないので後半に偏っているが、文句は言わさん。

 
投:江川(作新学院)
 捕:嶋田(箕島)
 一:北野(箕島)
 二:田村(東洋大姫路)
 三: 原 (東海大相模)
 遊:山崎(崇徳)
 外:植松(静岡)
   玉川(土佐)
   津末(東海大相模) 


 今日は仮死状態で過ごすつもりだったが、お陰で生き生きとした日になった。Numberに感謝したい。

 やはり、自己アピールの欄には、高校野球について書くしかない。
少なくとも、麻雀をアピールするどこぞの奴よりは、採用される可能性は高いだろう。

 これから、まだ読んでいない記事を読むぞ〜。



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