ザッケローニ?
ザッケローニ? 知らんな。
ユベントスで指揮を執ったことがあるってんなら、トルシエのようなイカサマ野郎ではないだろう。ユベントスといえば、名門中の名門だからな。
聞くところによると、4−3−3のサッカーをやるらしい。クソメガネのような腰抜けサッカーを展開しないことは確かなようだ。
ただ、歳がね。わしは45くらいの意気盛んな少壮監督がいいと思っていた。
それにぴったりなのが名古屋のストイコビッチ監督である。ストイコビッチなら日本の選手やサッカー事情に通じているし、カリスマ性も人気も文句なしなのにな。
今回の監督選びで大恥をかいたのが日刊スポーツである。以下が昨日の一面である。
なのに、その日のうちにザッケローニと決まったのだから、編集部は吐き倒れたはず。デスクのクビは大丈夫なのか?
わしは、昨日の一面は山本小鉄の死去だと思った。山本小鉄といえば、80年代のプロレスファンには忘れられない人物の1人なのでね。わしはその解説が好きだった。
80年の金曜夜8時いえば、誰がなんと言おうとプロレスアワーだ。猪木の闘魂ファイトに痺れなかった奴はいない。
まだ藤波辰彌が中堅だった頃、猪木に対戦を直談判した。それに猪木が、「まだ早い」と藤波をビンタした。そのやり取りを横で見ていた小鉄が涙していたという話は有名である。
それだけの仲だったのに、猪木と小鉄が98年以来会っていないとは驚いた。馬場と袂を分かったこと、倍賞美津子と離婚したこと、新間寿と仲たがいしたこと…。猪木からは人が離れていくな。
現在、午前11時半。これから仮死状態に入る。明日の7時まで、しばしの別れだ。
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