伊東旅行・前編
東京駅を13時半発のおどり子103号に乗った。ツアー旅行と違って、個人旅行は電車の時間が自由に選べるのがいい。
乗車する前に、10番線ホームの階段の下にあるトイレでクソをした。クソメールをXにしたのは書くまでもない。
伊東駅で降りたはいいが、雨が降ってくさった。前日の天気予報では雨ではなかったのに、どういうこっちゃ?
バスで一碧湖美術館まで行き、ホテルの車で迎えに来てもらった。どうせなら伊東駅まで迎えに来んかい。
ホテルに着く頃は雨が一段と強くなっていた。フロントに荷物を預けて、幻想的と言われる一碧湖を見に行く予定が狂った。
5月末の富士五胡旅行といい、2回連続して雨たぁ、クソハガい。わしは雨男ではないのにな。
バリ島をイメージというホテルは立派だった。ただし、大浴場がせこかった。風呂が1つしかねぇたぁ。
風呂から上がって千秋楽の相撲を見た。白鵬の連勝記録が伸びたのは予想通りである。もし連勝が止まったら九州場所の話題が何にもナイマンだからな。
魁皇のイカサマ8勝7敗といい、万事相撲協会の筋書き通りか。ホント、釈然としねぇなぁ。
夕食まで卓球を楽しんだ。卓球をやりながら、夕食のサラダと戦っていたとは情けない。
そして、7時半。ついに夕食となった。
ここで、わしの立てたサラダ対策を披露しよう。それは、タッパーにサラダを入れて家に持ち帰るという作戦である。それで食堂までタッパーを入れたバッグを持って行った。
しかし、思ったより食堂に客が多かった。しかも、両隣の席をカップルに挟まれた。これだけ人の目があってはタッパー作戦は使えない。
だいたい、タッパー作戦など幼稚過ぎる。でも、他に妙案がなかったんだから仕方ないだろ。
こうなったら残すしかない。ここで腹をくくったのあった。
席に着いて本日のお品書きを見せられた。そしたら、前菜→スープ→本日の魚料理→本日の肉料理→デザートと書かれていた。
ということはサラダが出ないのか? 何度も確認したが、サラダの3文字はなかった。そして、本当にサラダは出なかった。
それだったら、最初からそう言え。何のために、わしは何日も闘ったんだよ。
魚料理と肉料理のガルニチュールとしてブロッコリーなどがなかったこともあり完食した。ホテルや旅館の夕食でノーヒッターになったのは初めてである。
だが、まだ明日の朝食がある。勝って兜の緒を締めたわしであった。
9時からテレ朝のバイオハザードVを見させられた。しかし、なんなんだよ、この映画は? 荒唐無稽にも程がある。
最後までストーリーが理解できんかったわ。こんな映画がヒットするとはアメ公も単純だ。
映画を見てから何をしたのかは、ここでは申し上げない。
今日の最後に、電気毛布を使わなかったことを記しておきたい。
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