惚れてはいけない

 
 午前中、ブルーレイを整理した。わしは暇なのだ。

 ブレーレイたって、今や持っている奴が少なくない。
なんで、ブレーレイでの録画など何の自慢にもならん。

 整理ってのはやってみるもんだ。日大三−鹿児島実が録画できていたことがわかったのである。録画にしくじったと思ったのは、ブレーレイの操作に慣れていなかったわしの早合点であった。

 当然、整理などやめて日大三−鹿児島実を検証した。そして、日大三がとんでもなく強いことを確認した。ランニングスコアだけでも十分強いと思っていたが、実際に見て日大三の強さに驚かされた。

 日大三は投打のバランスが実にいい。ピッチャーの吉永は制球力が良く、球も切れる。打線は力と技を合わせ持っている。

 1番に長打力のある高山、3番に好打者の畔上、4番は昨年から4番を務める長打力抜群の横尾、8番にピッチャーながら強打者の吉永。このうち、高山と畔上が左バッター。まさに理想手な打線である。

 ここでまずいのが、わしが日大三打線に惚れる恐れがあることである。言うまでもなく、日大三は早実のライバル。
日大三打線に惚れるということは、母校を裏切ることになる。

 浮気をしないのは、わしのモットー。岩清水のモットーの冷静・正確よりも、わしのモットーの方が上。
その矜持のためにも、日大三打線に惚れてはいけない。

 古今東西、禁断の恋にどれほどの男が身をやつしてきてことか。
ただし、キャバクラ嬢に惚れ込んで300万使ったアホ後輩は論外だ。

 アホくさくて相撲など見てられん。魁皇が優勝争いなど、出来レース以外のなにものでもない。

 そういうことをやっていると、本当のファンが離れるぞ。相撲協会に忠告しておくよ。

 明日は仕事だ。って、明日が何曜日だかわからん。このまま曜日がわからないまま一生を終えたい…。



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