紐で結わくな

 
 今朝の朝日新聞で、ファンが琴光喜の復帰嘆願書を相撲協会に提出したことを知った。

 わしも署名したかった。いくらなんでも解雇はきつ過ぎるからな。謹慎1年か十両への降格で良かったのではないか? 

 琴光喜からすれば、同じ賭博力士の豊ノ島の活躍はさぞやつらかっただろう。その気持ちはわかる。

 署名のことを知っていれば、Xにも署名させた。
博徒の端くれなら、そのくらいの自覚を持て。

 現実的には、琴光喜の復帰は難しいだろうな。たとえ復帰しても相撲勘が衰えていよう。

 それに琴光喜のプレッシャーに弱い体質を考えたら、自分の相撲が取れるとは思えない。本当に琴光喜が哀れだ。

 今日は
「近代麻雀」の発行日。今日も橋の向こうのセブンイレブンに立ち読みに行った。

 が、今日は吐いた。雑誌という雑誌が紐で結わかれていたのである。

 
この野郎、ちったぁ客のことを考えろ。即行で店から出て行った。

 なのに、レジの奴から
「ありがとうございました」と声がかかった。この野郎、わしをなめているのか。

 こうなったら、何としても読みたくなるのが人情。いつものセブンイレブンまで遠征した。

 そこは結わかれている雑誌がないのが素晴らしい。今日も、
「近代麻雀」がそのまま置かれていた。

 情けないことに、むしゃぶりついて読んでしまった。ちょっとした飢餓感があったのか、
「哭きの竜」以外は割と楽しく読めた。

 それでも買わなかった。420円はいくらなんでも高い。
露天商の100円で十分よ。

 明日は床屋に行ってすっきりするか。気分しだいでスキンヘッドにするかもしれない…。



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