元の姿に戻れ

 
 紀伊国屋に行ったら、三役揃い踏みであった。三役とは…。ベースボールマガジン、ホームラン、報知高校野球である。

 言うまでもなく、日刊スポーツの高校野球雑誌は三役に入らない。
そんなもん、ミーハーだけ読んでろ。

 三役とはいえ、ホームランと報知高校野球は役不足である。戦力分析表も大会展望も載ってないのではな。

 特に報知高校野球だ。前は両方とも載っていたのによ。
高校野球原理主義へ方向転換したのが残念でならない。

 ベースボールマガジンは、ちゃんと大会展望が載っていた。ただ、個々のチームの総合力しか書かれていないのは物足りない。

 その点、かつての報知高校野球は素晴らしかった。投攻守それぞれ5点刻みに採点し、総合力を5段階で評価していた。
報知高校野球よ、頼むから元の姿に戻ってくれ。

 ベースボールマガジンによると、優勝候補筆頭はやはり日大三。続くのは、大垣日大、鹿児島実、そして、その3校を追うのは、浦和学院、横浜、東海大相模の関東勢と、履正社、天理、智弁和歌山の近畿勢ということであった。

 もちろん、関西もAランクである。関西は総合力が高い。

 日大三の優勝候補筆頭は文句なしだ。全国屈指の好投手・吉永に、力と技を兼ね備えた打線。神宮大会を圧勝した実績。優勝候補筆頭としては、近年になく充実している。

 そんな高校と夏の予選で同地区とはハガい。
早くも来年の早実を見据えているわしである。

 優勝候補2番手は大垣日大か…。確かに、大垣日大の戦力はAランクである。ただ、エース葛西の球威不足に不安を覚える。

 ほとんどのスポーツ新聞がBランクとした横浜と東海大相模がAランクだったのは意外である。両チームとも好選手がいるとはいえ、総合力でややひ弱に思う。

 わしのランクでは、1位・日大三、2位・履正社、3位・関西、4位・大垣日大、5位・鹿児島実である。
いずれにせよ、3月下旬は出前の金太郎アメになる。

 八百長をやっている力士はもういないだと? 
「八百長をやっているか?」「いえ、やってません」「あーそー」では話にならん。

 結局は、八百長を白状した奴の負けか? 
それが罷り通るなら、わしも麻雀でイカサマをするぞ。

 明日は、‘近代麻雀’1月15日号の付録であったDVDを見る。ひょんなことから手に入ったのだが、観賞する時間がなかったのである。それだけでも、わしが如何に忙しいかがわかろう。

 というわけで、今日も早寝だ。



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