懐の深浅
大納言から昼過ぎに出前電話が入った。昨日の帰り際、‘今日は飲み会がある’と言い残したそうだ。
そんなもん、今日が出前になるに決まっている。昨日のうちに、‘明日は出前’と伝えておけって。そうすれば、わざわざ電話を掛けてくる必要がないんだからよ。
大納言は、しゃれこうべのことを愚痴ってから飲み会に向かったとか。何を愚痴ったかというと、しゃれこうべの仕事上のしゃわしゃわ振りに関してである。
で、しゃれこうべの書いた文章を見てみた。
こりゃ、あかんわ。趣旨を全く取り違えている。大納言が吐くのもわかる。
どうでもいいけど、今日はとっつぁんも出前を取った。とっつぁんは昨日は振り休で休んだのだが、おとといのうちに、例によって今日の出前をメモ紙で申請したそうである。ったく、どいつもこいつもデタラメだ。
おとといのゲンダイに、「普通の会社では1日でも有給を取るのが大変である。社員で結託して有給を取りやすい雰囲気に持っていこう」と書かれていた。
まあ、二日酔いや高校野球で休めるところはないわなぁ。ましてや、とっつぁんのように思いつき休みを取れるところなどない。それもこれも、上司の懐が深いからである。
‘懐が深い’といえば、智弁和歌山の高嶋監督が尾藤監督の懐の深さに感嘆していた。創立間もない智弁和歌山の監督を引き受けた高嶋監督が尾藤監督に練習試合を申し込んだところ、引き受けてくれたという。
当時、箕島は全国的な強豪校であった。ふつうなら弱小校など相手にしない。
ましてや、将来ライバルになるかもしれない同じ県の学校の申し出を受けることはまずない。それを快諾したところが尾藤監督の懐の深さである。
昨日の尾藤監督の告別式には高嶋監督も姿を見せていた。高嶋監督が焼香している姿を写真で見たよ。お悔みの表情がありありであった。
高嶋監督の隣で焼香を挙げていたのは帝京の前田某であったが、写真の説明が間違っていた。前田某を明徳義塾の馬淵監督と書いていたのである。
両者のえげつなさはas・as。が、見た目は全然違う。スポニチサイトの執筆者に喝だ。
石原が立候補するかもだと? そんなこったろうと思ったよ。今更、奴が何をしようと驚かん。
もう本当に小池氏しかいない。しかし、バカから選挙権を取り上げない限り、小池氏の当選は難しい。
木の葉が沈んで石が浮かぶ。選挙はそういうことが多過ぎる。
依然、日大三の情報が入ってこない。日大三の情報を求む。って、わしは日大三に恋をしているのだろうか?
21世紀枠の情報など、どうでもいい。わしの懐は限りなく浅い…。
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