大会5日目

 
 やぶねぇ。目覚ましを掛けていなかったら、9時の試合開始に間に合わないところであった。甲子園で試合がある日にこういうのも珍しい。

 第1試合は報徳が勝つと思っていた。実際、報徳の田村投手はいい球を投げていた。

 が、城南に意外に打力があって驚いた。21世紀枠とはいえ、城南は秋の徳島大会で優勝している。ある程度の力はあるようだ。

 第1試合の途中で将棋が始まった。ニュースならわかるがよ、将棋で高校野球中継を邪魔するな。将棋番組の担当者は、高校野球の放送にかぶらないように編集しろ。

 その間、毎日放送のライブ中継を見ていた。掲示板で毎日放送のことを聞いていて良かったぜ。依然としてCS放送が映らないからな。

 毎日放送の第1試合の解説は、郡山高校前監督の森本氏であった。同じ関西ということで、森本氏は報徳に肩入れした解説をしていた。そういうのは如何かと思う。

 また、アナが絶叫調なのが嫌だった。その点、NHKの放送は安心して聞ける。

 毎日放送では、元阪神の赤星氏がナビゲーターをやっているくせぇ。赤星氏は選抜に出場した経験があるし、プロでの実績も抜群。またチャリティ活動もやっていた。ナビゲーターとして適任と思われる。

 対照的に、夏の大会の栗山は媚びだけの人間。栗山に長嶋と娘と小泉のガキでは、見る気が全くしないのは当然である。

 浦和学院−鹿児島実は、見応えのある試合であった。総合力で鹿児島実が上回った。

 浦和学院もいいチームだった。惜しむらくは、バッテリーエラーが多かったことである。あと、相手の2番バッターに5つの四死球を与えたのが痛かった。

 浦和学院は、甲子園での新ユニフォーム初の試合で勝ちたかったろうな。昔のユニフォームを見慣れた奴からすれば、けっこう違和感があった。とはいえ、新ユニフォームのデザインは悪くない。

 鹿児島実は思っていたより打線がいいな。野田投手は小気味いいし、右ブロックでは履正社とともに準決勝まで勝ち進むと見た。

 試合の結果に影響はなかったけど、8回裏のツーアウト満塁での鹿実の5番バッターのレフトへの当たりはヒットであった。ビデオを再生したら、ワンバウンドしているのがはっきり映った。その後、放送席が口を噤んだのは仕方がない。

 関西は思わぬ大敗であった。1回表にチャンスを逃してから常に受け身に回り、自分らの野球が全くできなかった。

 関西は打線が焦った。打てる打てると思っているうちに凡打を重ねてしまった。高校生にはありがちなパターンである。

 江浦監督がベンチで吐きまくっていたのはよくわかる。自信を持っていたチームがあんな負け方をしたのだからな。

 東海大相模の攻めは執拗であった。これが麻雀だったら、相手から牌を投げつけられているところである。

 ただ、東海大相模は投手力が苦しい。今後もエースが登板できないようなら、激戦ブロックを突破できないだろう。

 明日の第1試合は、場内が東北の応援で包まれるだろうな。それを思うと大垣日大ナインが気の毒だ。

 明日は出勤する。その代わり、あさってに休む。あさっては日大三の試合があるのでな。

 明日は公休日であり、明日の出勤は上司に告げていない。そこを出前出勤するのだ。

 これから明日の出前出勤の準備をする。どんな準備をするかは、ここでは申し上げない…。


次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ