大会8日目

 
 今日で2回戦も終わりか。今大会ほど、過ぎるのが早く感じる大会もない。雨で1日も流れてないしな。

 実際、選抜が雨で中止にならないのは珍しい。予報屋によれば、日曜の決勝戦まで雨が降らねぇくせぇ。

 予報屋といえば、半井さんが明日で降板か。来年のNHKの気象予報士カレンダーは売上が落ちるだろうな。

 第1試合は、履正社が投打に力強さを見せつけた。準々決勝では、智弁和歌山との近畿対決が注目される。

 だが、選手個々の力は履正社が上。智弁和歌山打線に例年の破壊力がないし、7−3くらいで履正社が勝つのではないか。

 今日の第1試合の6回表に、‘不知火の1点’に似た場面があった。その場面を振り返ってみたい。

 ワンアウト満塁の場面で、打球がレフトに飛んだ。ダイレクトで取ったレフトが飛び出したセカンドランナーを見てセカンドに走り込んでダブルプレーが完成した。

 しかし、セカンドでアウトになる前にサードランナーがタッチアップからホームインしていた。そして、守備側の履正社からアピールプレーがなかったので1点が認められた。

 大勢に影響がない1点だったから大事に至らなかった。もしそれが決勝点にでもなっていたら、セカンドに走り込んだレフトは悔いが残るところであった。

 第2試合は、鹿児島実が城南を圧倒した。ま、順当なところである。

 城南の敗退で21世紀枠が3校とも姿を消した。何度も書いているように、21世紀枠は高野連の欺瞞が透けて見える。

 今回、城南が選ばれたのは、城南が仙谷の母校だったからと、まことしやかに言われている。それは、あながち外れてはいないだろう。

 北朝鮮から帰国した5人が話題になった翌年は、蓮池さんの母校の柏崎高校が21世紀枠で甲子園に出場した。また、東国原が宮崎県知事になった年は、東国原の母校の都城泉ヶ丘が21世紀枠に選ばれた。そういう恣意的な選出は良くない。

 第3試合は、先日の東海大相模−関西のビデオを見ているようだった。この試合も、初回から東海大相模の攻撃が炸裂した。

 それにしても、葛西がああも簡単に攻略されるとは…。そんなに出来が悪いように見えなかったが。

 東海大相模の1・2番は、1・2番としては大会随一だな。相手からすれば、まじでうざったい。

 大垣日大としては、7回表の攻撃が悔やまれる。6回に4点差に迫って、7回にワンアウト満塁のチャンスを迎えた。バッターは、9番打者ながら、昨年からのレギュラーで昨年の選抜でホームランを打っている安藤。

 しかし、ここで代打が送られ、その代打は三振に倒れた。監督の作戦だからとやかく言えないが、この場面は動かなかった方が良かった気がする。

 これで、準々決勝・第4試合は鹿児島実−東海大相模になった。その顔合わせで思い出すのは、1974年夏の大会である。

 準々決勝・第4試合で顔を合わせた両者の対戦は延長戦にもつれ、試合時刻が7時を超えた。それでNHKは中継を打ち切ったのだが、視聴者から猛攻撃が寄せられ、それから試合終了まで中継するようなったのであった。

 さて、今大会の準々決勝の予想である。九州国際大付、日大三、履正社、鹿児島実が勝ち進むと見た。

 そうなれば土曜は出前を取らざるを得ない。土曜も休めば7連休になる。

 言っとくが、7日のうち6日は公休日だぜ。選抜をライブで見るために休みを溜めておいたんだからよ、文句は言わせねぇ。

 今日は、最後に相撲のことを書きたい。九重、北の湖、陸奥の3親方が理事を辞任させられるだと? 

 これで八百長野郎の理事長の芽は消えたな。もっとも、奴は協会内の人望がゼロだというから、なんもなくても理事長になれたかどうか。

 奴の弟子の千代白鵬は、大麻、野球賭博、八百長の3役揃い踏みである。蛙の子は蛙。八百長野郎の弟子は八百長野郎。新しい諺を作ったらどうだ。

 明日は11時試合開始か。いくらなんでも、11時までには目が覚めるだろう…。


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