耐震工事３日目

　
　今日８時に目覚ましで起きた。鳴ったのはジャイアント馬場のテーマ曲である。

　８時20分過ぎ、ベランダの雨戸を開けていたら、大工のおっさんが目に入った。って、まじかよ。９時まで40分もあるじゃないか。

　だから、来るのが早過ぎるんだよ。そんなに仕事に気合いを入れてどうするんだ？　号泣組翁じゃねぇぞ。

　今日は、洗面台の裏側の壁の補強工事に入った。それで少しの間、水が使えなかった。

　それだけでも不便を感じたのだから、被災地の人達の苦渋は如何ばかりか？　菅は‘お盆までに仮設住宅を’なんて呑気なことを言うな。

　洗面台の裏側の壁の補強工事は大掛かりだった。広い壁をブチ壊して筋かいなどを入れたので、相当強度を増したと思われる。

　大工のおっさんには悪いが、おっさんの仕事中に夜中に録画したカイジ破戒録編を楽しませてもらった。今回の話は、大槻班長との大勝負の前半であった。

　来週か再来週には決着するだろう。その進度の速さは、原作の牛歩を知っている人間からすれば涙もんである。

　技能審査場所とやらにも、だいぶ慣れてきた。ただ、ごっつぁん相撲が皆無かどうかはわからん。大関同士の対戦になれば明らかになろう。

　ともかく、来週もゆっくり見られる。それは怪我の功名と言える。

　今日は午後からクソ雨だった。外壁の耐震工事だったら、大工のおっさん達は吐くところであった。

　明日は棟梁のおっさん１人で作業か。ベテランだけに信頼は厚い。

　明日は棟梁に３つのミラクルを見せたいところである…。