2局連続で千日手
今日の午前中はメジャー中継ではなく、将棋番組を見た。それが正解であった。2局連続の千日手という珍事に出くわしたからである。
2局連続の千日手は初耳である。NHK杯では初めてだそうだ。
今日の対局は佐藤康光九段と永瀬四段であった。永瀬四段は2年前にプロデビューしたばかり。それに対して、佐藤九段は羽生名人のライバル。
言ってみれば、わしとアホ後輩が卓を囲むようなもの。佐藤九段が村瀬四段を如何にぶっ殺すかが見所であった。
それが永瀬四段のペースで進み、56手で千日手になった。そして、差し直しの局も永瀬四段有利のまま85手で千日手で終局した。
千日手になると、先手と後手が入れ替わる。なので、永瀬九段が先手→後手→先手となった。
先手と後手で席が交替するので間が空く。さすがに、それは省略されて放送された。その間、対局者の2人や読み上げの姉ちゃんはクソに行ったのだろうか?
また、3局目は考慮時間が10分から5分に短縮された。考慮時間が5分というのは厳しい。
それにしても、2局連続の千日手とは異例だ。高校野球でいえば、2試合連続で降雨ノーゲームになったようなもの。さすがに、そんなのは記憶にない。
2008年の夏の大会で、大阪桐蔭と日田林工が降雨ノーゲームになった。最初の試合では、圧倒的有利とされた大阪桐蔭が後攻であった。が、再試合では先攻と後攻が逆になった。
当時、今日も安田記念で大負けした奴と先攻・後攻対決をしていた。なので、再試合で先攻と後攻が入れ替わって吐いたのであった。
さて、肝心の3局目である。3局目も永瀬四段が終始攻め、勝ち切った。
この結果はジャイアントキリンと言える。佐藤九段の優勝に賭けていた奴はお気の毒様としか言い様がない。
それより、佐藤九段本人がハガいだろう。優勝を狙っていたのに、佐藤九段からすれば全くのかわい子ちゃんに負けたのだから。
永瀬四段は将棋一筋だそうである。そういうストイックな奴は好きだよ。
将棋が終わってから、大リーグ中継にチャンネルを合わせた。そしたら、レッドソックスとアスレチックスが延長戦を戦っていた。
メジャーでも1点がどうしても欲しい時は、5番バッターにスリーバントをやらせるんだな。わしなら打たせるがな。
もつれた試合も、アタック25の放送の前に終わった。なので、落ち着いてアタック25が見られた。
今日は白のおばさんが優勝した。芸能、料理、ファッションの問題しか正解しないで優勝したのだから運がいい。‘ある文学作品’も、‘南北戦争’、‘マーガレット・ミッチェル’の文字が見えたのだから楽勝であった。
2時からは阪神−オリックスを楽しんだ。阪神のボロ負けに爆笑させてもらった。甲子園に観戦に行った奴らは、試合途中で席をけたくったろう。
日テレの放送は一瞥だにしなかった。番組欄に、‘亀梨が実況に初挑戦’とあったからである。
プロ野球ファンを愚弄するにも程がある。言いだしっぺは切腹しろ。
明日も予定が何にもナイマン。明日も充実した日になりそうだ。
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