黒猫に逃げられる

 
 両隣に人がいるとうざったい。それに慣れていないから、よけい疲れる。ただ、2人とも性格がいいので助かる。

 左の席の男は、わしに気を使っているようだ。今日は、
「その馬のネクタイ、いいですね」と言われた。

 馬のネクタイで驚くのは早い。まだまだ格上のネクタイがある。
いずれイエス・キリストのネクタイで度肝を抜いてやるよ。

 しかし、男に褒められるのは気分がいいものではない。カマ野郎・エステティシャンを思い出すからな。そいつは、今も男の客の脅威になっているのだろうか?

 けっ、何がエステティシャンだ。エステシャンでいいじゃねぇか。

 今日の帰り、黒猫に出くわした。
はたして、おととい虐待したことを覚えているだろうか? 

 覚えていたくせぇ。わしが触ろうと思ったら逃げた。

 とはいえ、人に慣れている猫である。逃げ方がノソノソとしていた。

 それで、すぐそばにある自販でアイスコーヒーを買って口に含み、黒猫に発射した。見事に体にかかった。

 体に水分がかかるのが嫌なのだろう。今度はけっこうなスピードで去っていった。もしかしたら、もう触れないかもしれんな。

 その黒猫は、今年で7歳になるはず。ダルビッシュの東北が負けて悄然としてコンビニに行った途上で、子猫だった黒猫に会った記憶がある。時に2004年の夏であった。

 ちなみに、その黒猫はオスである。
カルピスシーンを見たかから間違いない。

 今日はBS朝日のソフトバンク−読売ではなく、BS・NHKの日ハム−中日を球場の歓声だけの音で聞いた。その理由は以下である。

 @BS朝日のソフトバンク−読売のアナが読売一辺倒だったから、A栗山が解説だったから、Bダルビッシュのピッチングが見たかったから、CNHKのアナが他球場の途中経過を言う時に読売だけ球団名で言っていたから。

 ダルビッシュのピッチングは圧巻であった。155km前後のストレート、150kmのツーシーム、140kmのスライダー、100km台のカーブ、それにカットボールとフォーク。そして、その全てが決め球。そりゃ打てんよ。

 Cについては、近日中にNHKに抗議の葉書きを送る。
公共放送なのに、そういうアナが多過ぎる。

 今日で5分の2が終わった。まだ道半ば。明日は出前を取らない、たぶん。



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