大会10日目
第4試合はショッキングな試合であった。あれだけ理想的な試合運びをしていた横浜が9回に一気にマクられるたぁ。
ショックのあまり、そのまま風呂に直行した。そして、気泡風呂の中に沈みそうになった。
だから、わしは横浜高校が好きなんだよ。あの応援と校歌が特にな。
9回は投手リレーの失敗とする奴もいよう。わしはそうは思わない。最善を尽くしたんだからよ。その結果だから受け入れるしかない。
今頃、アルプススタンドに観戦に来ていた80年の優勝メンバーも吐いておろう。そのメンバーは吉岡と宍倉だ。
2人を知っているかだと? 余裕も余裕も、クソ余裕よ。
NHKのアルプス席からの様子とやらで、2人が応援に来ていることが紹介された。吉岡には昔の面影が残っていた。ガッツポーズの鬼だった吉岡もおっさんになったもんだ。
しかし、決勝戦が智弁の兄弟対決ってことにならないだろうな。そうなったらハガい。
今日は目覚ましを掛け間違えた。6時に鳴ってしまったのである。
当然、2度寝だ。それでも8時にピタッと起きた。2日続けて寝坊するわしではない。
第1試合は、結果だけ見た奴は一方的に感じよう。が、そうではなかった。途中まで新湊が粘りを発揮し、東洋大姫路も苦労した。
わしが東洋大姫路のピッチャーだったら、うるせぇ応援としつこい攻めに切れていただろう。新湊の応援、まじでうざってぇよ。
東洋大姫路は打線が少々弱い。優勝するには、原が好投し続けることが不可欠だ。
光星学院−徳島商は、3回を終わって6−5。乱戦は必至と思われたものの、徳島商のエースは立ち直り、光星学院は投手交代が相手の流れを止めた。本当に、ああいう1点は遠い。
光星学院の優勝の可能性はどうか? リリーフに出た秋田しだいではあり得る。
関西−明豊は点差ほど一方的ではなかった。まあ、明豊もノーアウト満塁を2度も逃したら勝てんよ。逆に言えば、関西の水原が粘ったわけだ。
今日も堅田に最後まで登板機会がなかった。水原の信頼が厚いのか? それとも堅田が不調なのか? 今後の連戦を考えたら、堅田の力も必要だろう。
第3試合ではトリプルプレーがあった。トリプルプレーを見るなんて、いつ以来か?
トリプルプレーは史上7回目か。なんだか字一色みたいだな。ここであらためて言っておくが、わしは昨年の5月4日に字一色を和了っている。
そして、もう一つ書いておきたいことがある。それは、今日決まったベスト8の4校を、わしが全て当てたことである。わしの慧眼に敬意を表して、チップ100枚分を振り込め。
明日の智弁和歌山−日大三も壮絶な試合になりそうだ。今日のように風呂の中で溺れたくねぇ…。
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