火輪廻
鳴戸親方の暴行事件は幕引きだと? そんなこったろうと思ったよ。
死人に口なしとはこのことだ。とはいえ、大鳴門親方らのような暗殺ではないだろう。大鳴門親方が消されたのは、大相撲の根幹を揺るがす証言が原因だったからな。
あらためて、大鳴門親方・抹殺事件は恐ろしい事件だ。それこそ、死人に口なしを地で行った事件である。
今日、隣の席の女性に、ノー残業デーの水曜に太極拳を習い始めたと聞かされた。なんだかなぁ。
GWはクロアチア、夏休みはスイスを旅行し、来月中旬はドイツに行くという。そして、太極拳か。ちょっと自分の楽しみを追い過ぎじゃないか。
わしは、そういうタイプは苦手だ。いや、好きくない。
それで、何がハガかったというと、「今度、太極拳を習い始めました」と言ったのに対して、恭しく、「あ、いいですね」と返さねばならなかったことである。自分でそう言いながら、吐き気がしたぜ。
でも、海外旅行やノー残業デーに習い事をするって、普通のことじゃないのか? 確かにそうだ。
だが、そういうのはアラサーまでだろう。隣の席の女性には、家庭に入って子育てをするという文字はないようだ。
隣の席の女性は太極拳を体操と勘違いしているフシがあったので、太極拳は本当は必殺の武術であることを説いてやった。引き合いに出したのが「空手バカ一代」であったことは書くまでもない。
台湾の太極拳使い、林錬山をナメるなよ。林錬山の必殺技は「火輪廻」だ。「火輪廻」は、その場で10mジャンプして、3回転頭突きを相手に食らわす技である。
明日は床屋に行く。そこで夕方に、明日の5時半に予約を入れた。しかし、予約代として300円ふんどられるのは納得いかん。
だが、前回みたいに1時間半も待たされるよりはいい。床屋での待ち時間は不毛そのものだ。
明日は最後のチャンスだ。明日も粗相があったら、今後こそ見切る。
明日の床屋に備えて、寝る前に「火輪廻」を繰り出す!
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