ドレムラーくしゃみ

　
　 もう杖はいらんかもしれん。今日の昼休みに杖なしで歩いても大丈夫だったしな。

　デスクに座るのとデスクから立つのには、杖の助けがないと不可能であったが、先週の終わり頃から、杖の助けなしでも出来るようになった。

　電車で杖は他の乗客の迷惑になる。今や、朝のラッシュ時は、わし自身が杖を持て余している。

　それに、いつまでも杖に甘えてはいかん。って、わしが偉そうなことを言えるか。

　とはいえ、まだ腰が少し痛い。だから、床屋に行くのはまだ無理。耳クリーンとか訳のわからないオプションをつけているので、２時間近く椅子に座り続けるのはハガい。

　それと、ドレムラー・くしゃみを自重しないといかん。前にも書いたように、健常だった頃は、くしゃみをする時は、「ドレムラー！」と叫びながらしていた。

　もちろん、デスクでもやっていた。隣の席の女性は、さぞかし呆れ返っていたことだろう。

　ところが、とっつぁんに、立っている時に大きなくしゃみをすると、ぎっくり腰になることがあると聞いた。それで、ドレムラー・くしゃみを遠慮しているが、ドレムラー・くしゃみができないとストレスが溜まる。

　それはそうと、病院から保険会社に提出する診断書が郵送されて来ねぇ。主治医が忙しいのはわかるがよ、依頼してから２週間以上だぞ。

　明日は、ノー・杖で出勤する予定である。明日、日記がアップされなかったら、有事が起こったと思っていただきたい。