あに？ ケアガードを生産している工場が倒産しただと？
ケアガードというのは、実家の玄関につけてあるリモコンキーで操作するリモコンロックキーのことである。
そのリモコンロックキーは、玄関の内側にセンサーつきのケアガードがあり、リモコンキーを使って施錠と開錠をするので、ピッキング対策として最強の補助錠であった。だから、実家を貸し出す際、ケアガードは大きな売りになると思っていたのだが…。
借り手が何人家族になるかわからないので、追加のリモコンキーがいくらするのか、昼休みにケアガードを扱っている横浜の会社に電話した。そこはカギ関連の会社なので、毎日24時間、営業しているのである。
そして、ケアガードを生産している会社の倒産を知った。倒産たぁ、計算外だよ、玄大佐。
当然のことながら、倒産したことによって、ケアガードの修理も、追加のリモコンキーの発注も行っていないとのことだった。
横浜の会社の奴に、「ケアガードは経年劣化によって故障する可能性がありますから、リモモンキーを使わないで、内側からの施錠用としてのみ利用して下さい」と言われた。
確かに、ケアガードがリモコンキーで動かなくなったらクソハガいことになる。玄関ごと壊さないとならないからな。
それで、東急リロケーションのあんちゃんに速攻で電話した。あんちゃんは運良く会社にいた。土曜は客と外にいることが多いと聞いたいたので幸運であった。
そしたら、あんちゃんは、ケアガードを取り外すように強く勧めてきた。わしは、内側からの施錠用として使えると思ったのだが…。
あんちゃんによると、「１つのカギが、あることでは使え、違うことでは使えないというのは良くないです」とのことであった。
確かにそうだな。わしが借り手でも、それはうざったい。
で、あんちゃんに、「代わりのリモコンキーをつけたい」と申し出た。が、あんちゃんは、「それは入居者の希望あったらでいいでしょう」と答えた。それもなるほどだ。
夕方、弟に電話して、あんちゃんに「そう言われた」と言ったら、「お前、前のめりになりすぎだよ」と注意された。
クソ〜、また弟に説教を食らってしまった。納得いかん。
ともかく、頭を少し冷やしたい。そして、前のめりに死にたい…。