琴
スペインがPK戦でイタリアに勝ったのか。結果を知らずに見たかったぜ。
やはり来年の6月は、午前出前の金太郎アメだな。もう上司には、そのことを予告してある。
決勝戦は、地元ブラジルと世界王者のスペインという最高のカードになった。競馬がヘタクソな奴と勝負してもいいが、奴からは7月のクソ麻雀で巻き上げるから、今回は見送りたい。
号泣組翁は、今日は超余裕で出勤してきた。翁の辞書に、「2日連続で出前」という文字はない。
翁に、「昨日は、銀行の窓口で会話が成立したのか?」と聞いたらムッとした。「わしは、わざと相手の質問に対してずらして答えている」だと?
ウソをつけ〜。「みなとみらい線は、どことどこを結んでいるのか?」の質問に、瞬時に「近いですよ」と答える奴に、そんな余裕があるか。
昨日は残業して帰って、家でウダウダやることがあったので、録画した連続クイズを、今日、帰ってから見た。そしたら、クイズが強かった海坊主がチャンピオンの座から転げ落ちていた。
海坊主は、「自分は新潟出身なので、『佐渡』で」と、チャンピオンステージの4つのカテゴリーから「佐渡」を選んだ。が、自らの陥穽に嵌って、130点しか取れずに敗れた。
それで思い出すのが、大学時代の競馬がヘタクソな奴である。「麻雀で中国語を知っているから、第二外国語は中国語を取る」と言って中国語を第二外国語を選択したはいいが、麻雀用語が通じるはずもなく、中国語の単位を落としまくったのは記憶に新しい。
「佐渡」に関する問題は、以下の5問である。
1.佐渡島で人工繁殖が行われている、「ニッポニア・ニッポン」という和名の鳥は?
正解はトキ。海坊主は、選択肢なしのストレートで正解した。わしもわかった。
2.「海は荒海。向こうは佐渡よ」という「砂山」を作詞したのは?
正解は北原白秋。これも海坊主はストレートで答えた。わしは、かろうじて思い出した。
3.大相撲「佐渡ヶ部屋」所属力士のしこ名に共通して付いている冠名は?
そんなもん、余裕も余裕もクソクソ余裕よ。しかし、海坊主が4つの選択肢が出される「スクエアで」と言ったので吐いた。そんなもん、ストレートで答えんかい。
その4つの選択肢は、「朝、栃、玉、琴」であった。で、海坊主は「朝」を選んだ。
どうも海坊主は、相撲を全く見たことがねぇくせぇ。それで朝青龍くらいしか聞いたことがないのだろう、「朝」を選択した。
海坊主は、野球賭博で解雇になった琴光喜を知らんのか? わしは、今もって、誰もがしている野球賭博で相撲界を追われた琴光喜が気の毒でならない。
4.佐渡島が舞台の映画・「飛べ!ダコタ」、「ダコタ」とは何のこと?
海坊主は、ストレートで「凧」と言った。ところが、飛行機が解答であった。わしも知らんかった。
5.1997年に佐渡島で発見。昨年12月に新種として話題となった生き物は?
海坊主は、サドガエルをスクエアで正解した。わしは、それも答えられなかった。
海坊主の得点を合計すると、1の50点、2の50点、5の30点で130点であった。それに対して、女性の挑戦者は「ネギ」というカテゴリーで、以下の3問をストレートで正解して海坊主を破った。
1.「好都合という意味の慣用句」、「何がネギを背負ってくる?」
もちろん、正解は「カモ」だ。我々のクソ麻雀におけるアホ後輩、JRAにとっての競馬がヘタクソな奴が典型的な「カモ」である。
2.「京野菜で柔らかい葉が特徴のネギの名前は?」
正解は九条ネギ。これは、クイズが好きな奴には難しいレベルの問題ではない。
3.「ネギの白い部分をごく細かく千切りにした物を、体に関する言葉をつけて一般に何という?」
正解は白髪ネギ。これも、さして難度の高い問題ではない。
結果的に、海坊主にとっては、「琴」が正解できなかったのが致命傷になった。
その話を相撲君にしたら、「我々には常識であったも、相撲に全く興味がない人には難問なんでしょうね。なにせ、負けてばかりの大関に琴がつきますから」と、琴欧洲のことを揶揄していた。
ここで言えるのは、ある人間には常識問題であっても、ある人間には常識問題ではない問題があるということである。
確かに、「宝塚」なんてカテゴリーを選ばれたら、どんな基本問題でもお手上げだ。「宝塚市があるのは何県?」なんて問題は出題されないだろう。
ともかく、番狂わせの多い連続クイズで10回連続で勝ち抜くのは至難の業である。200回を超える放送でも、その記録は1人しか達成していない。
今、仕事がクソ忙しい。それでも、お茶を挽く日が多いとっつぁんよりましか。キムラ嬢も、嫌な客からでも指名があった方が、お茶を挽いて金にならないよりいいと聞く。
明日は残業をしたくねぇ。まじで、カラータイマーが点滅している。
それでも、残り時間は30秒はあると思うのだが…。
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