崇徳vs広島商

 
 昔は、毎日、スポーツ新聞を読んでいた。が、今は金がもったいないのと、サイトから多くの情報を得られることから、スポーツ新聞を買っていない。

 なので、情報に疎くなる。高校野球の組み合わせに関してもそうである。

 広島大会の組み合わせは、何と今日に知った。昔なら考えられないことだ。

 今年の広島大会は、全国で最も激戦くせぇ。選抜で初戦敗退したものの、強さを見せつけた広陵が4番手というのだから、そのレベルの高さは推して知るべしである。

 で、組み合わせを見たら、優勝候補筆頭の瀬戸内の初戦の相手が崇徳−広島商の勝者と知って驚いた。

 崇徳は、昨秋の県大会の覇者。瀬戸内にとっては、いきなりの試練となった。

 それよりも、崇徳−広島商が初戦で激突ってのに度肝を抜かされた。これが1976年の夏だったら、絶叫マシーンでは済まされなかったところである。

 当時の崇徳は、超高校級のエース黒田と原爆打線で春夏連覇が確実視されていたチーム。一方の広島商は、名門の名に賭けて、「崇徳にさえ勝てば、甲子園に出られなくてもいい」というほど、打倒・崇徳に燃えていた。

 両者は準決勝で当たり、崇徳の黒田が広島商打線をノーヒットノーランに抑え、3−0で崇徳が快勝した。それだけでも、当時の崇徳が異次元のチームだったことがわかる。

 それにしても、瀬戸内は厳しいゾーンに入った。崇徳に勝っても、準々決勝で待っている相手は広陵。

 しかし、それが予選の厳しさ。もし強豪ゾーンを突破して瀬戸内が甲子園に出て来たら、注目校の1つとなろう。

 明日から大相撲が始まる。稀勢の里の話題で一色だが、わしは、稀勢の里と同じくらい、蒼国来に注目している。

 2年半も実戦から離れていて、1つでも勝てるのか? 麻雀なら竹井クラスの打ち手ならば、10年のブランクでも問題ない。

 が、相撲は肉弾戦。蒼国来は15連敗すると見た。

 稀勢の里は、序盤でコケる気がする。ガチンコじゃ、そう簡単に横綱になれんよ。 

 今日は出勤だった相撲君に、稀勢の里と蒼国来の話を振ってみた。ところが、相撲君は浮かない感じであった。

 というのも、相撲君が大ファンである把瑠都が今場所は全休で、相撲人生の危機にあるからである。

 相撲君の気持ちはわかる。わしも、2007年の大阪予選で大阪桐蔭が敗退したことで、甲子園大会への興味が半減したことがあるからな。

 あまつさえ、サガンの優勝。2007年の夏は悪夢であった。

 明日は、夕方からわしの誕生会だ。久々に我を忘れたいと思っている…。



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