冗談はよせ

 
 冗談はよせ。西川のりおの往年の名台詞が口をついた。

 浦和学院と仙台育英の対戦が早々と決まったことを、サンスポのサイトで知ったからである。それからしばらく放心状態であった。

 その後、瀬戸内と明徳義塾の対戦が決まって、また吐いた。だから、1回戦は東西対決にしろって、あれほど言ったろ。

 それ以外は絶叫マシーンにならずに済んだ。しかし、この2カードは初戦ではもったいな過ぎる。

 当然、その2試合が行われる日は出前を取る。土曜は午後から姿を消す。火曜は出前を予約する。

 浦和学院と仙台育英は、浦和学院が有利だろう。浦和学院の小島を仙台育英打線が打ち込めるとは思えん。

 仙台育英としては、先取点が欲しい。予選のような逆転劇は、浦和学院相手には望むべくもない。

 瀬戸内−明徳義塾は、投手力は互角か。打線では瀬戸内がやや上と思われる。

 瀬戸内にとって幸いなのは、日程が6日目と遅く、エース山岡の予選での疲れが抜けることである。ただし、馬淵のおっさんは、夏は初戦で負けたことがない。そこが不気味だ。

 済美と日大三は日程に恵まれた。ともに上位に進出する可能性が高い。

 大阪桐蔭も、初戦は問題なかろう。日本文理には、2007年の選抜で7−0で勝っている。って、今回の対戦の参考になるか。

 朝日新聞は150円もしくさった。それでいて、自民党寄りの新聞になったなど、話にならん。今日のような特別な日でない限り、絶対に買わん。

 特別な日…。記者座談会が掲載される日のことである。

 冒頭に、「取材にあたった4社スポーツ部の担当記者が、5時間にわたって討論し、その実力を分析した」とあった。

 「5時間にわたって」だと? 本当かよ。その割には内容が薄いぞ。

 それは、昔と違って、全ての高校に言及しているからである。かわい子ちゃん高校はいいんだよ。

 打倒池田が大会のテーマだった30年前の記者座談会と、何と違うことか。4社スポーツ部の担当記者は、当時の記者座談会を読め。

 今回の記者座談会では、大阪桐蔭、浦和学院、日大三、済美、常葉菊川の順に5強にしていた。

 大阪桐蔭、浦和学院、日大三、済美は当然として、常葉菊川が5強に入るのか? どう見ても、甲子園に旋風を巻き起こした2007年、2008年のチームよりも、数段スケールが小さい。

 常葉菊川なら、わしは断然、瀬戸内を買う。なのに、瀬戸内は、横浜、北照、仙台育英、前橋育英、明徳義塾、愛工大名電よりも評価が低かった。

 それで、5時間も掛けて討論したのか? おめぇらの目が節穴なのが証明されるのは、もう間もなくだ。

 横浜の評価が高いな。確かに、急成長している。tvkを見た身からすれば、ベスト8くらいには行く力はあると思えた。

 仙台育英は、選抜出場時より評価が下がっている。その理由は、予選での失点の多さと、3番の長谷川の不振だろう。

 抽選結果と朝日の記者座談会で、脳の中が沸騰している。今日は、寝付くまで相当の時間を要するとみた…。



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