大会7日目

 
 何たる意志薄弱さ。それは、わしのことである。

 今日、麻雀を打ってしまったのだ。昨日の夜、競馬がヘタクソな奴から誘いがあり、その誘いに乗るたぁ。

 ここで言い訳をさせろ。済美や大阪桐蔭が登場するとはいえ、まだ2回戦だし、何日も1人で高校野球を見ていることで人恋しさが募っていたんじゃい。

 言っとくが、もうこういうことはないぜ。競馬がヘタクソな奴よ、打ってやったわしに感謝しろ。

 競馬がヘタクソな奴は、相変わらず競馬がヘタクソくせぇ。破産するまでやってろ。

 と思って臨んだら、野郎、勝ちくさった。そして、証券マンが田村になった。

 わし? チップが沈んだ。ハガい。

 ただ、競馬のヘタクソな奴の国士をを合わせ打ったことで潰したのには納得だ。わしを前に、そう簡単に役満を和了れると思うな。

 で、帰宅して、録画した高校野球を見た。さすがに、富山第一秋田商を見る時間的余裕はなかった。

 秋田商が敗れたことで、東北勢が全校初戦突破はならずか。さすがに、それは難しいわな。

 ともかく、東北勢同士が当たらなかったことは良かったんじゃないか。仙台育英−聖光学院なんてカードが初戦であったらシャレにならないところであった。

 何度も言う。高野連の石頭どもよ、フリー抽選はやめぇ。

 安楽は、ジキルとハイドみたいなピッチングであった。それだけに、打線が9点取っておいて助かったな。でなければ、9回にサヨナラを食らっていたかもしれん。

 常葉菊川は、投打にバランスが取れている。サガンの好投手をよく打ったもんだ。

 ホームランの場面は普通ならバントだが、それを強攻するのが常葉菊川の持ち味。かつてのチームほどの迫力はないものの、伝統は生きている。

 大阪桐蔭の試合を見て、麻雀をしたことに対して、後悔と言う名の地獄に落ちた。あんな激闘になるんだったら、ライブで観戦するんだったわ。

 競馬がヘタクソな奴よ、再び言っとく。来年以降は、高校野球の期間は絶対にツモらんとな。

 大阪桐蔭は、日川の先発ピッチャーに手こずった。長身エースが投げると思ったところを控えピッチャーが出てきたので、「こりゃあ、かわい子ちゃんだ。大阪桐蔭打線の餌食になるぞ」と思ったら、とんでもなかった。

 大型打線が苦手とする低めに変化球を集めるピッチャーで、大阪桐蔭打線が炸裂しなかった。あの森が空振りの三振を食らうとは…。4番の近田も、まるでタイミングが合っていなかった。

 なんとか逆転したとはいえ、相手からもらった点。負けても不思議ではなかった。

 9回に追いつかれても、大阪桐蔭が敗退するとは思わなかった。そこは、やはりキャリアの違いである。

 「こういう試合をものにしたのは大きい」と思っていたら、3回戦の抽選結果を知って絶叫マシーンになった。明徳義塾が次の相手だと?

 昨年の準決勝の再現か。今年も準決勝で当たっても、おかしくない好カードだ。

 大阪桐蔭打線も、岸から大量点を取れまい。今日の試合のように葛川が辛抱強く投げるのが勝利への道だろう。

 明日、明後日は、さすがに仕事である。仕事がクソみたいにあるだろうが、残業などやってられるか。

 帰ってから録画してある高校野球を見るんじゃい。しかし、麻雀をやったの、不覚だった…。



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