答えは「サイ」だ
昨日から今日にかけて、13時間、寝た。5連続出勤に耐えたんだかたら、それくらい、いいだろ。
起きて食べたのはバナナだけ。それで十分だ。
午後は、将棋とアタック25を堪能した。それしか楽しみがなかったのだ。
将棋は、終盤に二転三転した。最後は手数の掛かる詰みだったが、解説の鈴木八段より先に、司会の矢内女流が先に詰み筋に気がついた。
やはり、わしより矢内女流の方が強いな。って、当たり前だ。飛車・角・香・桂落ちで打ってもらっても、ぶっ殺されるわい。
アタック25は、11人参加のチャンピオン大会であった。チャンピオン大会と聞くと年末が近づいたと思うのと同時に、あの日が間近になったと感じる。
今年からチャンピオン大会のシステムが変わった。ファーストステージは早押しクイズで3問正解すると決勝に進める。
ファーストステージで決勝に行ける人数は3人であった。そして、サバイバルステージは、○×クイズで勝ち残った最後の1人が決勝へ出るというシステムであった。
しかし、○×クイズをチャンピオン大会で採用するのは如何なものか。わしは、○×クイズは嫌いだ。
立ち上がりの数問は、チャンピオンステージに出てきた奴らより先に答えられなかった。が、次の問題で潮目が変わった。
「今年行われた第95回全国高等学校野球選手権大会で、初出場で優勝した高校は?」
そんなもん、クソクソクソ余裕よ。「今年行われた第95」の時点で、「前橋育英」とわかったぜ。
わしが参加していたら、「1949年、インフレに悩む日本経済の安定と自立を図るために実施された財政金融引き締め政策のことを、それを指示したGHQ経済顧問の名前から何と言うでしょう?」を、「1949年、インフレに悩む日本経済の安定」のところで、「ドッジライン」と正解して、一抜けしたと自慢させろ。
でも、わしが一抜けできたことからして、今回のチャンピオン大会はレベルが低かったことがわかる。
実際、以下の問題を誰も正解できなかったのには驚いた。
「英語では『ライドセロス』、インド、ジャワなど5つの種類が現存する動物は何でしょう?」 正解は、「サイ」である。
わしが答えられたのは、「トラとインドサイが戦ったら、どっちが勝つか?」を、小学生の時から真剣に考えていたからである。高校生の時に、「猛獣もし戦わば」(小原秀雄・著)を買って読んだものの、その答えは明確に記されていなかった。
それでタキザワに文句を言ったことがある。タキザワも、「あの本は、全部、想像で書いているやないか」と吐いていた。
おめぇも、そんなくだらない本を読んでるんじゃねぇよ。だいたい、そんな本を買う金があったら、麻雀の負け分などを払え。
話をアタック25に戻したい。今回のチャンピオン大会のレベルの低さは、○×クイズで如実になった。
「江戸時代の三大改革で、第8代将軍・徳川吉宗が主導したのは天保の改革である」
中堅中学の受験生でも正解できる問題が出されたことに唖然とした。しかも、それを5人中2人も間違えるたぁ。
「海王星と天王星、太陽に近い軌道を回っているのは海王星である」 むろん、×だ。
この問題は、ウルトラマンタロウの「ウルトラ兄弟を越えてゆけ!!」を見ていれば間違えようがない。ゾフィは海王星で、初代ウルトラマンは天王星で、それぞれタイラントに完敗したからな。
ともかく、来週で年内のアタック25が終わる。なんだかんだ言って、来週も録画して見る。
明日は、わし、大酒飲みのおっさん、元同志の3人で飲む。元同志は人工透析を受けているから、酒を飲めまい。
となると、大酒飲みのおっさんの独壇場か。それで割り勘はハガい。
明日は、酒を飲めない分、しこたま食ったる。が、今の金竜飛なみの胃の許容量では、それは無理。
明日は、割が悪い飲み会になる…。
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