粗食に耐える

 
 明日は、大腸検査の日。だから、今日は大腸検査を受けるクリニックから渡された特別食を食った。

 力石の減量中を思わせるような粗食で参った。今も腹が減って仕方がない。

 昔、NHKの羽佐間アナがガッツ石松に、
「ボクシングはハングリースポーツと言われますが、ガッツさんはどうでしたか?」と聞いたら、ガッツが、「うん、僕も減量中は腹が減ったよ」と答えて、羽佐間アナが吐いたことがあったそうである。しかし、その話は作りくせぇ。

 それにしても、去年の検査から1年たぁ、月日が経つのは早い。こうして月日が過ぎて、鬼籍に入るのか。

 あと何回、選抜大会を楽しむことができるだろうか? 今年の大会を見られない可能性だってある。

 明日、良性のポリープがありくされ。そしたら、その除去が手術となって、保険会社に手術代を請求できる。

 ポリープの除去代が3万、保険会社からの手術保険料が10万だから、7万の得となる。いくらルービックキューブが全く組み立てられんわしでも、そのくらいの計算ならできる。

 7万プラスになったら、それを見せ金として、新宿のフリー雀荘に殴り込みを掛ける。年末年始のそこでの成績は少しマイナスだったのでな。

 マイナスのままで終わるわしでは断じてない。そこでクソ麻雀を打っている奴らよ、覚悟しておけ。

 これから9時に下剤を飲まねばならん。まさか、睡眠中にKOされるってことはあるまいな?

 確か、去年は夜中に2回クソに行った。今年もクソ意を感じて夜中に起きるのは間違いあるまい。

 明日、万が一にも悪性腫瘍が見つかったら、この反則日記も今日が最終回となる。前もって、
「ご愛読していただいたことに感謝します」と書いておきたい。


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