体内年齢

　
　今日こそ税務署に行く予定であった。が、午前中に起きることができず、先延ばしにすることにした。

　目が覚めたのは、１時過ぎであった。それも、携帯電話が鳴ったことで起こされた。昨日、寝る前に携帯の電源をオフにするのを忘れたとは不覚だ。

　誰からの電話かと思ったら、ＵＣカードの兄ちゃんからの電話だった。

　ＵＣカードで新サービスを始めただと？　そんなもん、知らん。「忙しい」と言って、すぐに電話を切った。

　以前、仕事中に掛かってきた、みずほ銀行の新サービスの話は聞いてやった。相手が姉ちゃんだったのでな。むろん、姉ちゃんの話は上の空で聞いていた。

　そういう新サービスの案内は、電話を受けた奴の多くが相手の話を聞く前に電話を切る。話も聞いてもらえないと、電話を掛けた方は傷つくくせぇ。

　冷たい対応をした奴に、大量のピザを宅配させる嫌がらせをするケースもあるという。その気持ちはわからんでもない。

　午後２時過ぎに、タニタの体組成計がヤマト運輸を通じて届いた。その体組成計では、体重、ＢＭＩ、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢が測れる。

　で、さっそく風呂に入って、風呂上りに計測してみた。

　計測の前に、年齢、身長を入力するが、さすがに年齢をごまかすバカはしなかった。サバを読んだら正確な数字が出ないのが自明だからである。

　そしたら、体内年齢が37才と出た。それが実年齢と何歳差なのかは、ここでは申し上げない。

　来週こそ税務署に殴り込みを掛けないといかん。いや、明日の午後から出前を取って税務署に行くか。

　明日の気分しだいで、どうするか決めたい。そういういい加減なことでいい…。