まさに大本営発表

 
 スポーツ新聞の提灯記事には吐き気を催す。「本田、4発日本を操る」の日刊スポーツの一面には怒りすら感じた。

 そういう一面にしないとミーハー野郎に売れないのだろう。だが、昨日の試合を見たサッカーファンは、日本の一次リーグ突破が絶望的なのを実感したはず。

 そこで、セルジオ越後先生の登場である。

 
「クラブで満足に出場できていない香川と本田にとって、不調から回復する足掛かりにはならなかったな。

 逆にひどい調子だということを更に印象づけてしまった。

 香川はPKで点を取った以外は引いてプレーするだけで何もなかったし、本田は体が重すぎる。向こうのメディアでボロクソに叩かれていることに納得してしまったよ。」


 
「本田、4発日本を操る」と全然違うじゃねぇか。むろん、越後先生の方が正鵠を射ている。そして、日刊スポーツの一面は大本営発表だ。

 大本営発表…。今のマスコミは、完全にそうなっている。

 それだけ官邸の圧力が凄まじいのだろう。まともな論陣を張っているのはゲンダイだけだ。


 しかし、ギリシャもハガいな。ホームで韓国ごときに0−2で負けるたぁ。

 ギリシャサポーターも、イングランドサポーターなみに熱いことで知られる。観戦しに行った借金野郎らは暴れたかもしれん。

 こりゃあ、C組では日本とギリシャで最下位争いだな。第3戦で日本とギリシャが当たらない日程で良かったんじゃないか。そうだったら、その試合は消化試合になっていたはず。

 オランダがフランスのホームで0−2で敗れた。それはいいとして、全くいいところがなかったというのが問題だ。

 昨年秋の日本戦で明らかになったように、今のオランダは優勝候補ではない。それどころか、チリの後塵を拝して、一次リーグで敗退する可能性すらある。

 ロベン、ファン・ペルシー、スナイデルに続くワールドクラスの選手が皆無なことも深刻である。ロベンらが代表を引退したら、80年代前半の暗黒時代に戻るのではないか?

 雨だと休むおっさんに、
「昨日、また雨で出前を取りましたね?」と言ったら、「抽選、何日だっけ?」と、話を変えくさった。

 未練だぞ、おっさん。琴光喜には戻らんと何度も言わせるな。

 それはいいけどよ、本当に雨が理由で休むなよ。ブラック企業でなくてもあり得ん。って、高校野球で休むわしに言えた義理じゃねぇ。

 今朝は、西武線の男子校車両に美女が乗って来なかった。今日は早出出勤だったのか? 

 まさか女性車両を利用したんじゃないだろうな。明日を待ちたい。

 今日、出勤してヤクルトカレンダーを見て良かったぜ。針の名人の所に行く日は明日だった。火曜に出前を取ったことで、曜日の感覚が狂っていたくせぇ。

 今から、明日、MXクソテレビで放映されるタイガーマスクを楽しみにしている。タイガーマスクマッドから絶賛されているラスト5話が始まるからである。

 明日の放送は、
「『虎の穴』の処刑」だ。題名だけで身震いするのは、わしだけではないはず。

 明日の日記の題名が
「『虎の穴』の処刑」になるかは、わしのみぞ知るぞだ…。


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