初戦で勝つ高校

 
 今日は大納言が出勤だった。なので、朝日新聞を読ませてもらった。

 むろん、選抜の記事にしか用はない。そして、俗世に興味のない大納言が選抜の記事に目を通すはずがない。

 朝日の選抜の記事の見出しは、
「智弁和歌山と明徳義塾 激突」であった。

 確かに、両校が初戦で顔を合わせるのはインパクトがある。ただ、両校とも、かつての大型チームではない。もし両校が昔のような大型チームだったら、大絶叫マシーンになっているところだった。

 見出しはいいとして、あんだ、朝日の記事は。どの高校が勝ち進むかを全く書いてないじゃないか。記者はファン心理が全くわかってねぇ。

 それに比べて、ゲンダイの何と素晴らしいことよ。今日のゲンダイに、
「初戦で勝つ高校、負ける高校」という記事が載っていたのである。

 それによると、1回戦を突破するチームは、神村学園、山梨学院大付、履正社、駒大苫小牧、海南、日本文理、沖縄尚学、白鴎大足利、佐野日大、三重、美里工、明徳義塾、広島新庄、桐生第一、龍谷大平安、横浜であった。

 ま、無難なところだな。それは、86年の選抜がトラウマになっているからだろう。

 86年選抜でゲンダイが、
「優勝候補筆頭の天理が初戦で敗退の大波乱」と予想したところ、天理が初戦を勝って、琴光喜になっていた奴らからのクレームが凄かったという。

 その記事を執筆した奴が、後日、記名入りで懺悔記事を書かされていた。ちなみに、そいつの名前は伊藤であった。

 ゲンダイでは、沖縄尚学を本命に推している。横浜は、V候補の一角との評価である。

 日刊スポーツも、沖縄尚学を優勝候補筆頭としている。以下が、その記事である。

 
「絶対的な本命はいない混戦模様の大会だ。

 昨秋の明治神宮大会で優勝した沖縄尚学は、甲子園3季連続出場と底力がある。ヤクルト小川に似たフォームのエース山城大智投手は九州大会をほぼ1人で投げ抜き、攻守のバランスに優れる。強豪報徳学園と対戦する1回戦を突破すれば勢いに乗りそうだ。

 対抗は昨夏の経験者が8人残る横浜と近畿王者の龍谷大平安。両校は同ブロックに入り、互いに1回戦を突破すれば直接対決する。

 明治神宮大会準優勝の日本文理は、エースでスラッガーの飯塚悟史投手が絶対的中心。

 好投手を擁する明徳義塾や広島新庄、伝統校の智弁和歌山、履正社なども上位進出を狙う」
 

 こうしてみると、横浜と龍谷大平安が序盤の最大の山だというのがわかる。その日は、万難を排して出前を取る。

 日刊スポーツのサイトで、秋季都大会において、早実が都立小山台相手に3番手ピッチャーを先発させて4点取られ、それが元で負けたと知って吐いた。

 都立はナメても、野球はナメるな。和泉監督に大喝だ。

 今日は朝一で、雨だと休むおっさんが、
「沖縄尚学の評価が高いね」と、わしに話し掛けてきた。だから、わしにストーカーして、どうするんだ。

 あんたが競馬がヘタクソな奴が主催のクソ麻雀のメンツになるというのなら、琴光喜に戻ることを考えてもいい。その時は、身ぐるみ、剥がしてやるぜ。

 クソ〜、月曜が出勤になってしまった。明日は選抜の研究で潰れるし、今回は短い休日になる。

 ったく、いとあしだ。


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