相撲偏差値

 
 今日は月曜だから男子校車両に美女が乗ってくると思っていた。しかし、さにあらず。

 何曜日が出勤日なのか、さっぱりわからん。研究せねばなるまいが、今は選抜の研究で、その余裕はない。

 相撲君に、昨日のアタック25で出題された、
「今場所の番付で、幕内のうち、モンゴル出身の力士は10人以上、以下のどちらでしょう?」を出してみた。

 相撲君はちょっと考えて、
「10人はいないんじゃないですか。最近は下から上がって来るモンゴル人は少ないですから」と、この問題を正解した。

 さすが、相撲君。わしの一歩先を行っている。

 また、相撲君に、先週のゲンダイに載っていた以下の記事を見せた。

 
「相撲マスコミや力士、親方などが作った『相撲偏差値』というのがある。

 相手の分析から始まり、勝ちに行くまでの流れの組み立て、投げを打つタイミング。相手を如何に動かし、劣勢からでも瞬時に頭を働かせて巻き返せるかなど、これらがうまい力士は偏差値が高いと言われる。

 では、偏差値が高いのは誰か。

 トップは間違いなく、平幕の安美錦だ。

 
『大学受験でいえば偏差値75の東大レベルです。徹頭徹尾、シミュレーション通りの相撲を取った上で勝てる力士なんて、今の角界でも安美錦くらいなもの。運動神経も角界トップクラスなので、相撲巧者の名前をほしいままにしている。ただ、昔から膝が悪く、ケガも多い力士なので安定した成績は残せていない』(相撲記者) 

 相撲偏差値は、あくまで頭の中身。肝心の肉体に不安があれば、強い力士とは言えない。その最たる例が若手のホープ・遠藤だ。

 
『遠藤の相撲偏差値は、およそ68の早慶レベル。安美錦に次ぐ白鵬、I竜には一歩及ばないレベルでしょう。その反面、肉体は幕内でも平均以下。横綱、大関からすれば、立ち会いで跳ね飛ばされる心配がないので、様子を見た上でじっくり料理できる』(前出の記者) 

 そんな遠藤に負けた稀勢の里の偏差値は如何ほどか。

 
『肉体偏差値は東大レベルですが、相撲偏差値はちょっと…。40はあると思いますけど…』(前出の記者)」 

 
その記事を読んだ相撲君は納得していた。で、相撲君に、「琴欧洲や把瑠都の相撲偏差値は40ないんじゃない?」と聞いたら、把瑠都の大ファンであった相撲君は苦笑いしながら、それを認めた。

 相撲偏差値なるものがあるのなら、野球偏差値や麻雀偏差値もあるはず。そこで、両者について考えてみた。

 野球偏差値が最も高いのは、野村克也元監督だろう。続くのは落合GMか? 

 ミスターは野球選手としての偏差値は東大教授以上だったが、監督としてはクソ余裕で40に達しなかった。それを言えば、大先輩もだ。特に読売の監督時代の野球偏差値は低かった。

 横浜高校ナインの野球偏差値が高いのは、ゲンダイ土曜版に掲載される、
「鬼の遺言」(横浜高校元野球部長)を読めばわかる。

 だからして、横浜の選手がホームベースにを踏み忘れるはずがない。2年前の関東一戦は、高校野球史上でも、最も後味が悪かった試合の1つである。

 アホ後輩の麻雀偏差値は40以下である。萬子が1枚も切られていない親の10巡目リーチにを一発切るタコがどこにおる。

 競馬がヘタクソな奴の麻雀偏差値が70はあるのは認めてやる。ただし、奴の競馬偏差値は30以下だ。

 麻雀は、麻雀偏差値通りの結果にはならない。樫原のように何でもかんでもツモってしまう奴には、麻雀偏差値もへったくれもない。

 伊藤優孝も、麻雀偏差値など、クソ食らえだろう。あの鬼引きで、バブル時代の超高レート麻雀を生き抜いたのは伝説である。

 麻雀偏差値が最も高いのは、竹井かワニ蔵か? その辺は、
「根こそぎフランケン」の読者によって見解が異なるところだろう。

 わしの麻雀偏差値だと? 金竜飛麻雀に徹している時は65、冷静さを失ったら40といったところか? 

 あと4日で選抜だ。今、出前をいつ取るかを考えている。

 わしの出前偏差値が高いことは書くまでもない…。


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