Falcao

 
 今日は、ほとんどのスポーツ新聞の一面が大久保であった。昨日はプロ野球がなかったし、当然と言える。

 大久保で心配なのは、大久保がキレやすいということである。ワールドカップ本戦で起用されたとしても、一発レッドを出されたらシャレにならんぞ。

 98年のフランス大会では、オランダのクライファールトがやらかしてくれた。一次リーグ初戦のベルギー戦で、一発レッドを食らったのである。

 ワントップのクライファールトとシャドーストライカーのベルカンプのコンビがオランダの売りだったから、クライファールトが2試合出場停止になったことで、チームプランが狂ってしまった。

 それ以外にも、クライファールトには何回か吐かされた。日韓ワールドカップの予選において、絶対に勝たないとならなかったアウェイのアイルランド戦で、無人のゴールに流し込むだけでいいのに外して、わしを絶叫マシーンにさせたのが、その最たる例である。

 ところで、コロンビア代表の発表はまだなのか? エースストライカーのファルカオが選ばれるかどうか、気に掛かる。

 ファルカオが怪我から復帰できないようなら面白くない。やはりフルメンバーの相手と戦わないとつまらん。

 ファルカオは Falcaoと書く。ファルカオと読むのはスペイン語読みで、ポルトガル語ではファルカンと読む。

 ファルカンと言えば、なんといっても、あの黄金の4人の1人であったパウロ・ロベルト・ファルカンである。ファルカンはボランチながら常に攻撃に顔を出し、シュート力も抜群であった。2次リーグのイタリア戦で決めた左足ミドルシュートは、大会のベストゴールの1つに挙げられた。

 ちなみに、ファルカンは鷹を意味する。だから、ASローマで大活躍したファルカンは、
「ローマの鷹」と呼ばれていた。

 スペイン語とポルトガル語は似ていると言われるが、かように発音が微妙に異なる。Joseはスペイン語ではホセ、ポルトガル語ではジョゼと発音する。ホセといって、ホセ・メンドーサを思い出さない奴はいまい。

 また、Julioはスペイン語ではフリオ、ポルトガル語ではジュリオと読む。フリオ・イグレシアスが有名だが、わしは、そいつのことをよう知らん。

 ブラジルで、ジュリオ何たらというサッカー選手は腐るほどいる。イチイチ名前を挙げたら切りがないので、ここでは割愛したい。

 DeNAがグリエルを獲得したというニュースには驚いた。メジャーの各球団も垂涎の選手とよく契約できたもんだ。

 グリエル3番、ブランコ4番、筒香5番、バルディレス6番で、梶谷を2番にすれば、破壊力抜群の打線になる。おっちょこちょい監督の高笑いが聞こえてくるようだ。

 しかし、読売にセペダが入団するのはハガい。セペダがスイッチヒッターというのが厄介だ。

 セペダの加入でファームに落ちるのはロペスか? その布石で、今日は8番を打たされていた。なんだかロペスが不憫に思えた。

 今日も、モンゴル3人横綱の土俵入りを爆笑しながら見ていた。北の湖ら幹部連の吐き度は想像を絶しよう。

 稀勢の里の3連勝は当てにならん。どうせ中盤にポカをするんだろ。

 明日から4連続出勤だ。今、昨日からの闘いが佳境に入っている…。
 


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