悪い驚き

 
 日刊スポーツに、以下の記事が掲載されていた。

 
「W杯の日本代表メンバーを外れたヘルタのMF細貝萌(27)について、『悪い驚き』と13日付の独ビルト紙が報じた。

 チームで最多出場を記録した細貝を、
『ヘルタのスター選手』と紹介。

 チームマネジャーのミヒャエル・プリーツ氏は、
『彼にとってはがっかりしたことだと思うし、我々にとっては驚きだ。召集されるに見合うだけのプレーを見せていたのに』とコメントしたという。

 また、ルフカイ監督は、
『まったく納得がいかない。彼はここで素晴らしいシーズンをプレーした。彼を慰めないといけないなんて』とコメントした」 

 確かに、細貝の選外には驚いた。予備メンバーに選出されたそうだが、そんなのは何の慰めにもならん。

 ブンデスリーガでは細貝の方が長谷部より遙かに活躍しているから、ドイツのマスコミは、イタ公のことをすっとこどっこいと思っただろう。実際、イタ公の目は腐っている。

 代表に漏れた選手の悲憤慷慨が物凄いのは、想像に難くない。

 中村憲剛は、代表漏れが確定した日は朝の4時まで眠れなかったそうだ。そして、
「ACLも、Jリーグも、どうでもいいと思った」と、ブログで心境を綴っている。

 そりゃ、そうだなわ。年齢的にも最後のチャンスだし。

 フランスでは、代表から外れたナスリの恋人がフランスとデシャン監督を、
「ファック・フランス、ファック・デシャン」と言って、怒り狂っている。とはいえ、そういう恋人がいることは幸せなことだ。

 コロンビアの代表候補が発表された。怪我のファルカオも、当然の如く名を連ねた。

 報知新聞が、
「日本のライバルのコロンビアは…」と書いていた。日本とコロンビアがライバルとは笑わせるな。FIFAランキング40位と5位だぞ。

 ライバルというのは、麻雀におけるわしと競馬がヘタクソな奴のような関係を言う。

 が、奴はまだ傷心のようだ。ここ数日、音沙汰がない。

 悪いことは言わん。今週は競馬をやめとけ。

 オランダ代表が決まった。メンバー表にストロートマンの名前がないのを見て、あらためて吐いた。脆弱な守備陣を考えたら、一次リーグで姿を消す可能性もある。

 オランダとしては、初戦のスペイン戦を何とかドローで切り抜けたい。負けても、点を取っての1点差にとどめないとハガいことになろう。

 鶴竜もあかんな。遠藤に負けてるようでは。

 それより、稀勢の里だ。やっぱ、コケた。
 
 つくづく稀勢の里のファンでなくて良かったぜ。もし稀勢の里のファンだったら、胃潰瘍になっとるわ。

 
「悪い驚き」といえば、ここ数年、わしは「悪い驚き」の金太郎アメだ。そういうのは、人生初の経験である。

 今後の人生で、
「良い驚き」はあるのだろうか? せめて役満を、競馬がヘタクソな奴から和了りたいものである…。
 


次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
F悪い驚き