オランダ、爆勝
昨晩は、夜中に何度か目が覚めた。ブルーレイの駆動音がけっこう大きいからである。
それでも、10時まで寝てられた。なんで、おとといの寝不足を何とか取り戻せた。
昨日、日刊スポーツのサイトに、オランダのファン・ハール監督が、スペイン対策として、本来の4−3−3でなく、5−3−2で臨むと載っていて吐いた。
なぜなら、相手の長所を消すサッカーをよしとせず、どんな相手にも両ウイングを置く4−3−3で愚直に挑むのがオランダのサッカーであって、それがわしがオランダが好きな理由の1つだからである。
ファン・ハール監督といえば、日韓ワールドカップの予選におけるオランダ敗退のA級戦犯。「この野郎、学習してねぇな」と思ったのは当然である。
が、5−3−2が機能した。守備を分厚くすることで、スペインのパスサッカーを封じたとは、いい意味での「計算外だよ、玄大佐」であった。
それ以上に予想外だったのは、5点取ったことである。しかも、オランダ得意のサイド攻撃からの得点ではなく、ロングパスを駆使しての得点が多かったことに驚いた。
それにしても、ファン・ペルシーのダイビングヘッドはビューティフルゴールだった。
74年西ドイツ大会のブラジル戦でのクライフのジャンピングボレーシュート、88年ヨーロッパ選手権のソ連戦でのファン・バステンのボレーシュート、98年フランス大会のアルゼンチン戦でのベルカンプの鬼トラップシュートとともに、永く語り継がれるだろう。
オランダのベンチに、かつてのストライカー・クライファートがコーチとして居た。顔を見て、すぐにわかったぜ。
オランダは、白人とスリナム系土人の対立によるお家騒動がお家芸。スリナム系土人のクライファートをコーチとして登用したのは、そんなバカなことでチームを崩壊させない目的もあるのだろう。
オランダにとってはあり得ないほどの好発進になったのと対照的に、スペインにとっては衝撃的な敗戦であった。
まさに、無敵艦隊、轟沈である。もっとも、無敵艦隊といっても、アマルダの海戦でイギリス艦隊に完敗しているがな。
そもそも、「無敵」とか「キング」とかいう名称は当てにならない。それは、キングタイガーが意外なほど、あっさりタイガーマスクに負けたことからもわかる。
スペインとしては、池田−PL戦の池田のような嵌り方であった。スペイン国歌を携帯の着メロにしていた兄ちゃんがいたが、そいつは、今頃、吐き倒れていよう。
スペインは、得失点差を考えれば、次のチリ戦は勝つしかない。なにせ、今は、麻雀でいえば、箱下2万点だからな。
スペイン−オランダの解説担当だった小島伸幸氏の解説は明快であった。それに比較して、メキシコ−カメルーンを解説した山本昌邦は、さしてうまくない。
「カード的には、もう1枚ある」って、どんな日本語なんだ? 若造じゃねぇんだから、むやみに「××的」を使うなよ。
メキシコ国歌は、何回聴いても痺れる。メキシコ国歌は、ボクシングファンにとってもお馴染みである。
メキシコ国歌吹奏の後、何人もの日本人ボクサーがリングに沈んだ。具志堅も、最後はメキシコ人のペドロ・フローレスに負けた。
メキシコ−カメルーンは、激しい雨の中で行われた。サッカーは、雨で中止にならない。それは、サッカーのルールブックに、「雨で中止になる」という文言がないからである。
カメルーンがかわい子ちゃんになってしまった。「不屈のライオン」も、今や昔だ。
チリが勝ったことで、スペインは他力本願になった。チリ−オーストラリアが引き分けだったら、自力での一次リーグ突破の目があったのだが…。
ここで、わしに朗報だ。実家の借り手が付くかもしれんのだ。
昨日、内覧にきた家族がうちを気に入ってくれたくせぇ。ただ、その主人が飲食店の店主であることから、その人の年収がまだわからないので、審査中とのことであった。
まさか、審査で落とさないだろうな。もしそういうことになったら、太刀持ちに競馬がヘタクソな奴、露払いにアホ後輩を従えて、早実トリオで不動産会社に殴り込みを掛ける。
いよいよ明日、コートジボワール戦である。ほとんどのサッカー評論家が勝つと言っている。ま、商売上、「負ける公算が高い」とは言えんわな。
わしの予想は、1−3もしくは0−2である。日本が土人最強軍団に勝てるとは、とても思えん。
今日も、広島が負けくさった。今の広島は、証券マンの8連続ラス状態と言える。そういう時は、ただ座っているだけで金を失い続ける。
フリー雀荘なら席を立てばいいが、ペナントレースでは、そうはいかん。広島は、まだしばらく連敗が続きそうだ。
さ、これから風呂に入るか。実家の借り手が決まれば、近いうちにマットプレーをしに行こう…。
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