致命的敗北
日本は、いきなり崖っぷちに立たされた。それほど今日の負けは痛い。
というか、今日の負けは致命傷になろう。ギリシャ、コロンビアに連勝するというミッションが成功するとは、とても思えない。
本田のビューティフルゴールで先制したが、「追加点を取らないとやぶない」と思っていたら、案の定だった。2点とも、完全に崩されての失点であった。
シュートは、コートジボワールが20本、日本は7本か。まさしく完敗じゃねぇか。もっとも、それは予想通りだがな。
それにしても、ドログバが入ったことで、あそこまで流れが変わるたぁ。それまで土人達は、いい形があまり作れてなかったのによ。
ドログバは、コートジボワール人にとって、カリスマ中のカリスマ。コートジボワールでは南北が2つに分かれての民族対立が展開されていたが、両者の集会でドログバが内戦を止めるように説得したところ、内戦が収まったという信じ難い話がある。
その場面を「国際報道2014」で見た時、承久の乱の時の北条政子の演説を思い出した。
「頼朝様の恩を忘れるな」か。競馬がヘタクソな奴も、わしがメンツになってやっている恩を忘れるな。
野郎、日本が負けたのに、今日も競馬をやったに違いない。今日のような日は、ちったぁ控えろ。
日本にとっては、香川の不調が響いた。ギリシャ戦は、香川ではなく、大久保を先発させるべきだ。
ギリシャ戦は、生き残りを賭けた戦いになった。手負いのギリシャは、必死になって攻めて来よう。
もしギリシャ戦を落としたら、コロンビア戦が消化試合になってしまう。
そしたら公休日を変える。消化試合に付き合うほど、わしはおめでたかねぇ。
日本がギリシャに勝ったとしても、コロンビア−コートジボワールが引き分けに終わったら、ますます苦しくなる。最終戦でギリシャがコートジボワールに死に馬キックを食らわさない限り、日本は勝ち上がれないからな。
コロンビア−コートジボワールは、お互いに無理をしないかもしれない。ヨーロッパ勢同士なら、間違いなく駆け引きを行うだろう。ただ、その知恵が両国にあるかどうか。
コロンビア−ギリシャを録画し損なうたぁ、ハガい。日本戦の中継中に結果がわかると思っていたから、いいけどよ。
ファルカオが不在でも、コロンビア、強ぇ。そして、借金野郎ども、弱ぇ。
借金野郎どもは、もう帰国の準備をした方がいいな。日本も人の国のことは言えんが。
ウルグアイが、かわい子ちゃんのコスタリカに負けるとは、「計算外だよ、玄大佐」。それも2点差とはよ。
ウルグアイの出来は、すこぶる悪かった。スアレスが出場できなかったことが、チームに影を落としたことは確かである。
イタリア−イングランドは面白かった。プレミアリーグとセリエAでお馴染みの選手ばかりというのも、楽しめた要因の1つである。
イングランドも厳しくなったな。ウルグアイ、コスタリカに連勝できるか?
コスタリカがD組を勝ち抜いたら、つまらん。わしは、決勝トーナメントでは強豪対決が見たいのだ。
明日は、アルゼンチン−ボスニア=ヘルツェゴビナに注目している。アルゼンチンが負けるとは思えないが…。
ひねくれ者のわしでも、今日は日本を応援していた。だから、今日の敗戦には吐いた。
ああ、日本よ、君死にたまふことなかれ。わしも死にたまふことなかれ…。
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