全員に口止めは無理

 
 今日は、あらぬ方向から砲弾が飛んできた。朝、仕事をしていると、しかめっ面のお兄さんが近づいてきて、
「ブラジル戦の結果、知っている?」と、ニヤニヤしながら聞いてきたのである。

 むろん、慌てて言わないように制した。ただ、ニヤニヤした表情から、ブラジルが負けたと思った。

 やはり、全員に口止めしとかんといかんな。って、そんなもん、不可能だ。

 結局、ブラジル−メキシコは、スコアレスドローだった。メキシコのGKが当たっていたとはいえ、ブラジルの攻撃は、ドイツやオランダに比較して迫力がない。

 こりゃあ、優勝は無理だな。だから、わしは気が早いんだよ。

 それはそうと、ブラジルが2位で決勝トーナメントに進出すると、いきなりオランダと顔を合わせる可能性がある。それは勘弁してくれ。

 ベルギーは、辛くもアルジェリアに逆転勝ちした。アフリカでは最もかわい子ちゃんと思われたアルジェリアなので、ベルギーが手堅く勝つと思っていた。

 ところが、アルジェリアの守備が堅く、ベルギーは攻撃の形が全く作れない。そして、前半にPKで先取点を与えるというハガい展開。

 が、フェライニが入ったことで流れが変わり、そのフェライニが同点ゴールを挙げ、さらに相手守備を崩して逆転した。

 こういう試合に勝つのは、実力がある証拠。ベルギーがH組1位になるのは間違いない。

 ロシア−韓国は、両チームともヘボチームで吐いた。特にロシアのダメダメぶりには落胆した。あれじゃ、世界一の国歌が泣くぞ。

 ロシアのGKのクソミスには狂った。あんだ、あのファンブルは。パウジール・ペレスじゃねぇぞ。

 それでも、ロシアが同点に追いついたのは良かった。ロシアなど、好きではない。が、韓国はもっと好きじゃねぇ。

 なので、解説の金田が韓国びいきだったのにイライラした。金田が韓国寄りの解説をした理由はわかっているが、ここでは書かん。

 明日は、帰る前にスペイン−チリの結果がわかりそうな嫌な予感がある。それを防ぐには出前しかない。

 明日、出前を取る可能性は30%くらいか? 明日も出勤だったら、無事に帰宅したい…。


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