無敵艦隊、無残

 
 なんとか結果を知らずに帰宅できた。お蔭様で、オランダの勝利とスペインの敗退を見届けることができた。

 にしても、世界ランキング1位のスペインが一次リーグで、それも最終戦を待たずに敗退するなど、大会前、誰が予想できたであろうか? 

 今日の敗戦で、無敵艦隊は完全に沈没した。まさに無敵艦隊、無残だ。

 むろん、
「無残」で頭に浮かんでいるのは、妖将軍・ムザンである。ムザンを知らない奴は、アニメ・デビルマンのDVDを借りろ。

 今頃、アラゴネス前監督は、草場の陰で吐いておろう。アラゴネス前監督は、無敵艦隊の産みの親だったからな。

 今日のスペインは先制点を取られたのが全て。絶対に勝たねばならない試合で、それは致命的であった。

 さらに、前半の終了間際に追加点を取られた。この2点目が如何にも効いた。3点取らないと勝てないんじゃ、そりゃ、焦るわな。

 実際、スペインはパスが全く繋がらなかった。シャビが出場しないと、こうもチームが変わるものか。

 それと、代表で点を取っていないジエゴ・コスタを2試合連続でスタメンで起用したのにも疑問を感じた。ブラジル生まれなのにスペイン代表を選んだジエゴ・コスタが大ブーイングを浴び、実力を発揮できないと予想できなかったのか? 

 当然、デル・ボスケ監督はクビよ。次に誰が監督をやるにせよ、どん底まで落ちたチームを立て直すのは難しいだろう。

 オランダは、かわい子ちゃんのオーストラリアの思わぬ抵抗に遭い、手こずった。後半にPKを取られた時は絶叫マシーンになったわ。

 オランダにとっては、前半にCBの土人が怪我で交代したことが、文字通り、怪我の功名となった。それは、その交替で、後半からシステムを5−3−2から、本来の形の4−3−3にして、2得点したからである。

 オランダは、4−3−3じゃなくちゃいけねぇ。今後の試合は、4−3−3で臨めよ。

 次のチリ戦は、勝ちに行くのか? オランダとしては、ファン・ペルシーがイエロー2枚で出場できないのが痛い。

 昨日のゲンダイに、
「ギリシャ戦の朝はどうする?」というアンケート記事が載っていた。「休んで見る」「遅刻して見る」は、全体の2%だったそうだ。

 わしは、その貴重な2%に入っている。さらに、決勝トーナメントでは、出前を繰り出しまくる。

 それができる職場は0.3%くらいか? いや、0.1%未満かもしれん。

 クロアチア−カメルーンは、明日、見る。明日は、サッカーの4本立てだ。

 その間、不動産会社からの福音を待っている。電話がある気がどうにもしねぇ…。



次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
無敵艦隊、無残