イタリア、完敗
東大の二次試験は2日間にわたって実施される。1日目は国語(120点満点)と数学(80点満点)、2日目は英語(120点満点)と地歴2科目(各60点の120点満点)が行われる。
今の日本は、1日目の受験を終えて、国語が30点、数学が0点で、2日目の試験に臨むという状況である。そんな状況で合格するには、2日目の英語と地歴は、ともに満点近くを取らないとならない。
それを東大OBの相撲君に言ったら、「英語と地歴で満点近くを取るのは絶対に無理です。初日がそんな結果だったら、2日目は受けに行かない方がいいです」と返ってきた。
ということは、日本が決勝トーナメントに進出することも、絶対に無理というわけだ。しかも、大学受験は自力だが、日本の場合は他力本願にもなっている。
何度も言うように、勝負事は他力本願になった時点で負けよ。だから、わしは、オーラスでどんなにリードしていても、和了りに行く姿勢を見せる。
相撲君はスペインの脱落を、「どの模試でもA判定だったのに落ちたわけですね」と例えた。そして、日本のことを、「模試でD判定だったから仕方ないです」と言った。言い得て妙だ。
サッカー好きのわしも、エクアドル−ホンジュラスには食指が動かなかった。それからして、日本人とギリシャ人以外は、昨日の日本−ギリシャを見なかったであろう。
わしがスペイン人だったとしても、日本−ギリシャは録画せん。もっとも、わしがスペイン人だったら、無敵艦隊の沈没に吐き死んで、それどころじゃなかっただろうが。
コスタリカが3戦目を待たずに死の組から生還するとは、大会前に誰が予想したであろうか? ウルグアイ、イタリアにコスタリカが連勝することは、アホ後輩が、わし、競馬がヘタクソな奴、証券マンを相手に連続トップを取るようなものである。
それはともかく、イタリアは完敗であった。攻撃の形が全く作れなかった。やはりモントリーボの欠場が痛い。
それにしたって、セリエAの選りすぐりのメンバーが、かわい子ちゃんと目されたコスタリカ相手に何もできなかったたぁ。イタリア国民には、信じられぞうの敗戦だろう。
イタリア−ウルグアイは、文字通りサバイバルマッチになる。今日のイタリアの出来を考えれば、スアレスが復帰したウルグアイに分がある。
ただし、得失点差からして、ウルグアイは絶対に勝たないとならない。それがプレッシャーになるかもしれん。
フランスの5ゴールは圧巻であった。前回大会の呪縛が完全に解けたな。
だいたい、前回大会は、ドメニク監督がデタラメ過ぎた。試合終了後の相手監督の握手を拒否する監督がどこにおるよ。
しかし、フランスとしては、最後の2失点がけったクソわりぃ。5−0で勝つのと、5−2で勝つのとでは気分が全く違う。
明日も、不動産会社からの電話を待つ。「果報は寝て待て」にならないものか? いや、ならんな。
それでも、ちったぁ期待しているわしが、「ふっ、哀れだね、どうにも」(玄大佐)。
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