実力とは何か?
元NHKアナの羽佐間氏の著書に、「実力とは何か?」がある。メッシの決勝ゴールとクローゼの同点ゴールで、その著書を思い出した。
ああいうところで点を取るのが、本当に実力のある選手である。日本にそういう選手はいない。むろん、わしも実力が全くない。
それにしても、メッシの決勝シュートは劇的だった。勝って当たり前のイラン相手に、アディショナルタイムに入っても0−0。それを一瞬の隙を逃さず、得意の左足で決めた。
イランがあんなに粘り強いたぁ、「計算外だよ、玄大佐」。アジア選手権の連覇を目指す日本にとって、イランは大きな壁になるのは間違いない。
ドイツは、今後の試合でも、前半はゼロトップで臨み、後半の途中からクローゼを入れるパターンで勝負するだろう。
ただ、守備には不安が残る。CBは2人とも高さがあるが、スピードがない。相手にスピードで仕掛けられると、ウドになってしまう。
ドイツ−ガーナでは、ボアテング兄弟の対決が見られた。兄弟で国籍が違うのも珍しい。
兄弟対決といえば、保元の乱である。保元の乱は人物関係が複雑で、未だに完璧に覚え込めん。
ボスニア=ヘルツェゴビナの敗戦は、あまりに不運だった。主審のクソ判定で先制ゴールが取り消され、その8分後に決勝点を取られて負けたのだからよ。
ワールドカップでの先取点は、麻雀で言えば役満に匹敵するほど価値が高い。だから、先制ゴールが認められなかったのは、ボスニア=ヘルツェゴビナには致命傷になった。
あのゴールが得点になっていれば、その後の展開が全然違っていたはず。ゴールを決めたはずのジェコが、「我々も帰国するが、主審も帰国した方がいい」と言ったのは当然である。
その主審はニュージーランド人だった。ワールドカップの主審は、ヨーロッパと南米の奴に限らないといかんな。
わしは、今日の試合では、ボスニア=ヘルツェゴビナを応援していた。オシムが尽力して、チームをまとめたのを知っていたのでな。
ボスニア=ヘルツェゴビナは、スラブ系イスラム教徒(モスレム人)44%、セルビア人31%、クロアチア人18%の典型的モザイク国家である。
セルビア人とクロアチア人はキリスト教徒。だからして、宿舎での食事がどうなっているかが気になる。
イスラム教徒がいるから豚肉料理は出ないのか? さすがに、その辺の情報は伝わらん。
しかし、テレ東も、現地から実況しろよ。スタジオからの実況とは、金を惜しんだな。そういうこっちゃいかん。
ゲストにオシムの友人のゼムノビッチ元エスパルス監督を招いていたので、実況がボスニア=ヘルツェゴビナ応援団になってしまった。それも、そういうこっちゃいかん。
わしがワールドカップで目を離している隙に、読売が交流戦で優勝しくさった。まったくもって、蹴ったクソわりぃ。
今日から段々と日が短くなる。それを考えると気分が沈む。今日も不動産会社から電話がないしよ。
明日、出前を取りてぇ…。
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