最高のメンツ
ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、オランダ。
これほどベスト4にふさわしいメンツ、もとい、顔触れがあるだろうか。いや、ない。
まさに、フランケン、竹井、ワニ蔵、田村が卓を囲むようなもの。そう書いてわかるのは、競馬がヘタクソな奴ら数人だけだ。
競馬がヘタクソな奴よ、ワールドカップが終わったらツモるからな。心しておけよ。
それにしても、オランダ−コスタリカは、見ていてストレスが溜まったわ。あれだけ攻め込みながら、相手GKの好セーブに何度も防がれ、決定的なシュートもバーやポストに阻まれた。
また、やたらオフサイドに掛かった。その度に吐いた。
そういう試合展開でPK戦にもつれ込んだら、攻めまくったオランダの方が心理的に不利。それをPK戦での勝利に結びつけたのは、ファン・ハール監督の采配と、ベテラン選手の見事なキック力であった。
ムキリョクンのメールにも書いてあったが、PK戦用にタイムアップ寸前にGKを交代させるなんてのは前代未聞だ。言ってみれば、若島津を若林に代えるようなものか?
わしは、じじぃのカイトのスタミナを考えて、カイトを引っ込めると思った。が、カイトのPKを見て、カイトを残した理由がわかったぜ。
ファン・ペルシー、ロッベン、スナイデル、カイトのPKは、どんなGKでも止められないような素晴らしいスピードとコースであった。
5人目はフンテラールだったと思われる。フンテラールの投入も、PK戦を見据えてのものだろう。
3人目のキッカーとしてスナイデルがPKスポットに向かった時は不安に感じた。スナイデルのシュートが2本、バーとポストに当たっていたことから、今日はnot
his dayと思ったからである。
しかし、それは杞憂に終わった。スナイデルも物凄いキックを見せた。
解説の金田氏がスナイデルのことを、「心臓に毛が生えている」と言ったのに激しく同意したわ。オランダのキッカー、全員がそうだった。
アルゼンチン−ベルギーの前に、NHKのスタジオで、関塚氏が今大会のベストイレブンを披露した。
あんだ、あんだ、内田がベストイレブンの1人ってのはよ。
確かに、内田は悪くはなかった。それに、今大会は右SBに人材を欠いている。
だからといって、グループリーグを最下位で敗退したチームから選ぶってのは、見識を疑われても仕方があるまい。
わしなら、右SBはドイツのラームにする。ラームと内田では、役者が違い過ぎることは、あらためて書くまでもない。
ベルギーは、残り20分でパワープレーを仕掛けてきた。それほど効果的ではなかったとはいえ、迫力はあった。
なにせ、190p前後の選手が3、4人いたからな。イタ公が指示したデタラメ・パワープレーとは訳が違った。
それと、ビルモッツ監督が、「ベルギーの至宝」と言われるアザールを後半の途中でスパッと見切ったのも、イタ公とは大違いだった。
イタ公は、後半にガクンとスタミナが落ちた本田を使い続け、結局、本田と心中してしまった。やはり、イタ公、使えねぇ。
アルゼンチンの準決勝進出は24年ぶりか。イタリア大会がつい最近の大会と感じるのは、わしが歳を取った証拠である。
今日、福岡大会で九州国際大付が12−1で5回コールド勝ちした。
強打者が揃った2009年の九州国際大付は、序盤は打線が振るわず、ロースコアの接戦を演じた。それに比較すれば、相手がかわい子ちゃんとはいえ、順調な滑り出しである。
わしは、九州では九州国際大付に最も期待している。もし九州国際大付が予選で姿を消したら吐き倒れるな。
明日から2連続出勤だ。その後、また歳を重ねる。
このまま朽ちて行くのも一興か…。
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