ドイツで勝負だ
昼過ぎ、胸ポケットの携帯電話が震えた。「不動産会社からの福音か?」と思ったら、競馬がヘタクソな奴からのメールだった。
「ドイツかアルゼンチンで勝負しないか?」だと?
そんなもん、やるに決まっとる。この前の麻雀で大逆転負けを食らった奴に負けるわけがない。
しかし、今のわしの引きの弱さもシャレにならない状態にある。
今、セブンイレブンで700円以上買うとクジが引ける。その成績が1勝6敗というハガさなのである。
それでも、やる。わしは琴光喜が好きなんだよ。
わしは、ドイツを取った。アルゼンチンの方を応援するつもりだったのだが、花より実を取ったのであった。
地元のブラジルを粉砕したドイツからすれば、大挙して押し寄せてくるだろうアルゼンチンサポーターなど、眼中にあるまい。
それに、コンディション面でもドイツがいい。休養日が1日多いし、アルゼンチンは準決勝でPK戦をやって疲弊しているはず。
何より、選手個々の力がドイツの方が上。アルゼンチンは、アグエロが怪我あがりだし、イグアインは不調。そして、ディマリアは出られない。
だから、怖いのはメッシだけ。ドイツは、シュバインシュタイガーをメッシにワンマークでつけ、メッシを徹底的に潰しに掛かるだろう。
相撲君に、「ドイツで勝負することになった」と言ったら、苦笑いをしていた。まじめ一方の相撲君には、博徒の心境など永遠にわからないだろうな。
「チップ、何枚の勝負か?」だと? それについては、ここでは申し上げない。
役満のご祝儀には及ばないとだけ書いておこう。それだけ役満は価値があるわけだ。
それより、競馬がヘタクソな奴よ、メンツ集めの準備をしておけよ。いくらなんでも、この前の傷は癒えたろ。
「報知高校野球」がまだ取り寄せられていないって、どういうことだ? 予選が佳境に入る前に入荷しろよ。
ワールドカップが終わっても、夏場所、そして、夏の大会がある。それらが楽しめるようになっただけでも、心理的に上向いてきたと言えるかもしれん。
が、「人生、消化試合」には変わりはない…。
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