ブラジル哀れなり
見ていて、ブラジルは哀れであった。誰の目にも、ドイツ戦の大敗を引きずっていたのは明らかだった。
開始早々の失点で、ブラジル国民の誰もが勝利を諦めたであろう。わしも、オランダが負ける気が全くしなかった。
最後の3失点目は、守備が完全に崩されてのダメ押し点だった。麻雀で言えば、飛び寸前のところで役満に打ち込んだようなもの。ブラジルには悲劇的な3失点目であった。
ブラジルにチャンスらしいチャンスはゼロ。ネイマールがいないだけで並み以下のチームになるたぁ、人材の宝庫らしくない。
これからチームを立て直すのは並大抵なことではない。暗黒時代がしばらく続くかもしれんな。
オランダがフルメンバーで臨んだことに驚いた。オランダは、本気で3位を狙いに行ったくせぇ。
ただし、スナイデルは、試合前のシュート練習の際に怪我をしたとかで欠場した。これが決勝戦だったら吐いているところであった。
ファン・ペルシーのPKを見て、アルゼンチン戦でファン・ペルシーを交代させたことに、あらためて疑問を感じた。
ファン・ペルシーがPKキッカーとして残っていたら…。またしても、死んだ子の歳を数えてしまったわい。
守備が心配されたオランダは、今大会は7試合で4失点だった。そのうち、PKで2失点。準々決勝からは無失点だった。
それで3位とは納得できん。全ては、アルゼンチン戦で点を取れなかったことである。
4年後、オランダは、今大会のようにセンセーションを巻き起こせるか? 若手が今大会で経験を積んだこと、今大会は怪我で出られなかったストロートマンが中盤のエースになることは明るい材料である。
その一方、ロッベンが、「今大会が最後のワールドカップになるだろう」と言っているのが気掛かりである。
ロッベンは、余人をもって代えがたい攻撃の切り札。ロッベンが代表を引退となるとクソハガいことになる。
今日から大相撲が始まった。ワールドカップは4年に1度。大相撲は2か月に1度。どうしても、大相撲にインフレ感を抱いてしまう。
今日も解説は野郎で、アナが奴の現役時代の話を聞きまくっていた。ったく、あんな奴に媚びるなよ。
それに対して、奴が綺麗ごとばかり言っていたのでヘドが出た。アナも、奴のドス黒い話を聞き出してみろってんだ。
さて、肝心の相撲だが、白鵬が相撲偏差値75の安美錦に勝った。白鵬にとって、安美錦を退けたことは大きい。
相撲偏差値40の稀勢の里も、順調な滑り出しをした。といっても、今場所もポカをするに決まっとる。
今日は、樹徳、桐生一、日本文理、大垣日大、智弁和歌山、九州国際大付、沖縄尚学が予選を戦った。そのうち、大垣日大と沖縄尚学以外は相手から大量点を取れなかった。
智弁和歌山は、高嶋監督が予選前に選手を追い込む練習を課すので、予選序盤に打線が低調なのは、そんなに珍しいことではない。
しかし、新潟で絶対の優勝候補の日本文理が、かわい子ちゃんとか思えない新潟高校に3−1というのは意外であった。やはり高校野球に絶対はないんだな。
九州国際大付に大いに期待しているのだが、どうにも嫌な予感がする。九州国際大付が予選で姿を消したら絶叫マシーンになる。
明日は、いよいよ決勝戦である。わしの意思に反して、競馬がヘタクソな奴と勝負することになってしまった。
わしと競馬がヘタクソな奴という弱い者同士の対決も、けだし見ものであろう。今日も競馬で大負けした奴が相手でも、勝てる気がしねぇ…。
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