大会6日目
雨で順延と思いきや、携帯のワンセグをつけたら試合をやっていた。計算外だよ、玄大佐。
それより遙かに「計算外だよ、玄大佐」は、東海大相模の初戦敗退である。総合力で東海大相模の方がずっと上だと思っていたのによ。
敗因は、4割打線が相手投手のツーシームを打てなかったことと、先発の吉田を引っ張り過ぎたことである。他に3人も140km以上を投げるピッチャーがいるのだから、同点の場面でピッチャー交代ではなかったか?
わしは、結果論の鬼でもある。「あそこは交代だった」と言わせろ。
それと、2点を追う6回裏の逸機が響いた。相手にもらったワンアウト1、3塁の場面で、当たっている5番バッターが併殺に倒れた時は、「これで負けた」と思った。そういう予感は当たるわしである。
東海大相模は好きではない。が、東海大相模が消えたことで、さらに大会がつまらなくなった。わしは、番狂わせが嫌いなんじゃい。
今大会の波乱連続の嚆矢となったのは、開幕試合の龍谷大平安の敗退である。それにしたって、初戦でこれだけ吐き続けている大会も記憶にない。
つくづく琴光喜になってなくて良かったぜ。雨だと休むおっさんのストーカー行為を封じていなければ、今頃、もっと吐いていたところであった。
実は、近江の強力打線を、横浜の小倉前コーチは高く評価していた。わしは眼中になかったのだが、小倉前コーチは目が高い。
って、そんなことはねぇ。小倉前コーチが優勝候補として挙げた龍谷大平安、広陵、九州国際大付、神戸国際大付、東海大相模が初戦で負けとる。
鳴門としては、2回のツーアウト2、3塁からの9番バッターへのデッドボールが痛かった。せっかく前の8番バッターを三振に取ったのにな。
それでも、勝てる試合ではなかった。徳島代表が滋賀代表にボロ負けするなんて、昔を知る人間からすれば考えられん。
始業前に、雨だと休むおっさんと感想戦をやった。九州国際大付の敗退を、「大型チームが負ける典型的なパターンだったね」って、わしの傷口に塩をまぶすな。わしは、まだ吐いているんじゃい。
やはり3年連続で同じ高校が甲子園で対戦するのは初めてか。そりゃ、そうだわな。3年連続で出場するだけでも大変なんだからよ。
大阪桐蔭と明徳義塾は、2年前は準決勝、昨年は3回戦、そして、今年は2回戦で当たるというふうに、段々と早い段階で対決するようになってきた。南海権左流に考えれば、来年は初戦でぶつかるってか?
馬淵のおっさんは、「初戦が完璧だったら、逆に次は危ないので、今日くらいの勝ち方がちょうど良かった」と、昨日の智弁学園戦後に言ったらしい。
一方のムーミンは、「こんな試合をしているようでは、次は勝てない」と、気を引き締めているくせぇ。
ムーミンは、福島の先発直訴を却下したそうだ。本物のムーミンより、ちったぁ厳しいじゃねぇか。
明日の第1試合で沖縄尚学が負けるような気がしてきた。強豪校の敗退の連鎖反応というのはあるものである。
明日から9連休だ。って、あまり嬉しくねぇ…。
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