大会9日目

 
 今、第3試合を見終わった。結果は5−3であったものの、強豪同士の対決は、大阪桐蔭の快勝であった。

 打線がそれほど強くない明徳義塾にとっては、序盤の失点が重かった。馬淵のおっさんも、序盤に絶対的エースの岸が5失点したのは、
「計算外だよ、玄大佐」だったであろう。

 この試合のMVPは、大阪桐蔭の峯本で間違いない。2安打も価値があるが、7回裏のファインプレーは、それ以上の価値があった。

 大阪桐蔭の歴代ベストナインを考えた場合、セカンドが難しい。澤村(91年)、謝敷(05年、06年)、森川(08年)、そして峯本と、候補が多過ぎるからである。

 ピッチャーの藤浪、キャッチャーの森、ファーストの萩原(08年)、ショートの浅村、レフトの中田、センターの平田に異論はあるまい。

 西武の中村は甲子園に出ていないので、サードを中村にすることはできん。今日、ホームランを打った香月がサードのベストナインか? 

 大阪桐蔭の勝因の1つは、福島の粘りのピッチングである。ただ、今日の試合で相当疲れただろうからから、次の試合では、ムーミンは田中を先発させるのではないか? 

 大阪桐蔭の次の相手は八頭か。大阪桐蔭は、ようやく、かわい子ちゃんと戦える。

 が、油断は禁物。今大会は特に番狂わせんが多いからな。

 それにしても、今年の明徳義塾はくじ運が悪かった。選抜は初戦で智弁和歌山に当たり、15回の死闘で岸がヘロヘロになってしまった。夏は、初戦が智弁学園、2戦目が大阪桐蔭では、引きが弱過ぎる。

 馬淵のおっさんも、くじ運の悪さを恨んでいよう。岸が入学した時、
「この子で甲子園で優勝できる」と思ったというからな。

 大阪桐蔭−明徳義塾が終わって、今、放心状態である。以下は惰性で書く。

 昨晩は、目覚ましを掛けないで寝た。第1試合をそんなに見る気がしなかったからである。
 
 正確に言えば、九州国際大付に勝った東海第四の姿を見たくなかったのだ。言ってみれば、わしを振った女を目にしたくない心境であった。

 それでも試合途中に目が覚めると思ったら、起きたのは、なんと12時前。そんなもん、余裕で第1試合が終わっていた。

 山形中央が東海第四に2−0で勝っただと? 初戦で8失点した山形中央が完封勝ちしたとは信じられぞうだ。

 南海権左の三段論法で考えれば、山形中央は九州国際大付より強いということか? それはない。 

 が、こうしてみると、九州国際大付が東海大四に負けたのは不覚であったとしか言い様がない。

 山形中央が健大高崎と対決することになってホッとした。3回戦で大阪桐蔭と健大高崎が当たっていたら、また吐いていたところであった。

 今大会では、読売の矢野の応援ソングを奏でる応援団がままある。佐久長聖も聖光学院もやっていた。確かに、悪くないソングである。

 KK時代は、中畑とクソマティの応援曲ばかり流れて、血圧が上がりまくりであった。特に鹿児島代表が酷かったと記憶している。

 今、ゲンダイでクソマティのコラムが連載されている。クソマティはヘドが出るほど嫌いであったが、コラムは面白い。連載が終わったら、コラムについて触れたいと思う。

 これからゲンダイを買ってくるか。ゲンダイよ、今日も安倍のことを呼び捨てでぶっ叩いていてくれ。

 今日の日記でも校正ミスをしているんだろうな。校正力がないのは、性格的限界の現れでもある。

 それにしたって、八戸学院光星を八戸工大光星と書いていたのはハガい。単語の短縮登録で間違えたくせぇ。

 明日は、第1試合から見る。たぶん、起きられるだろう…。


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