退職を決意

 
 来年の3月31日いっぱいで退職することにした。いろいろと考えた末の決断である。

 言っとくが、リストラに遭ったわけではないぜ。専門職なので、いちおうは慰留されたのでな。

 号泣組翁は残る。翁からアウトソーシングされる仕事はやる。

 が、それだけでは食っていけない。なので、1年は失業保険でシノぐ。

 あに? 
「就職活動はしないのか?」だと? 

 この歳で就職先などないって。それに、田村が麻雀しかできないように、わしも今の仕事しかできない。

 わしの場合は割増し退職金が出るからまだいいが、フリーの身で解雇される奴は、退職金も失業保険も何にもナイマンだからシャレにならない。

 1人、小さな子供が2人いるフリーの身の奴がクビになる。彼は、まじで吐きまくっている。

 また、わしには実家がある。いざとなれば、実家に戻ればいい。さらに、実家を売る手もある。

 ま、これまで粉骨砕身、働いていてきたのだから、1年はゆっくりさせてもらう。

 「粉骨砕身、働いていてきた」って、ウソをつけ〜。毎日、定時に6時前に帰宅していたじゃねぇか。

 こうしてみると、チョンガー・ザ・グレートで良かったぜ。そうでなければ、再就職活動で血眼になっていただろう。

 プー太郎になったら、甲子園の試合を全てライブで見られる。これは大きい。

 問題は、失業保険が切れる時である。その時は、その時よ。男一匹なら、なんとかなる。

 万が一の場合は、弟にすがる。弟は公務員なので食いっぱぐれがない。まさに愚兄賢弟である。

 大きな事を決めたことに後悔はない。1年後、後悔という名の地獄に落ちているかもしれないが…。
 

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