遅ればせながら…
月曜の電車が混むことは覚悟していた。が、西武線が架線事故とかいうフザケた理由で遅れており、予想以上の混雑ぶりであった。
車中に立錐の余地もないたぁ、「計算外だよ、玄大佐」。密着プレーの余裕が全くなかったことを付記しておきたい。
遅ればせながら、昼休みに紀伊國屋に行って選抜ガイド号を物色した。購入したのは、ベースボールマガジン社のガイド号である。明日の休みにじっくり読みたい。
他の雑誌は立ち読みした。ただし、日刊スポーツのは手にしなかった。「ミーハー向けの雑誌に用はない」と、何度も言わせるな。
報知高校野球、あかん。大会の展望は載っていたものの、各校の戦力評価表が自分の高校の監督によるものでは話にならん。
報知高校野球の大会展望は、隔靴掻痒の感があった。どこが優勝候補筆頭と明記していないからである。
仙台育英の紹介を、「神宮大会を制し、再び大旗は射程圏内に」としていたことから、仙台育英を優勝候補の筆頭と目していると思われるが…。
実際、佐々木監督は、チームに相当の手応えを感じているくせぇ。神宮大会で、天理、九州学院、浦和学院に完勝していることからしても、大旗の白河超えの期待が否がおうにも高まる。
「ホームラン」は、大阪桐蔭を優勝候補に推していた。そして、大阪桐蔭を追う2チームとして、仙台育英と天理を挙げていた。
なるほど。そういう見方もあるか。わしは、どの雑誌も仙台育英を優勝候補筆頭にしていると思っていたがな。
「ホームラン」の「名門校探訪」は早実であった。けっこうコアな内容で読み応えがあった。
78年のエースだった山岡主将へのインタビューがあり、阿部選手がバイク事故で亡くなったことも書かれていた。
わしが知っている限り、早実史上最強のチームは、荒木が3年時のチームである。
百戦錬磨のエース荒木、好守巧打のトップ・小沢、強打の3番・池田、伝説のホームランを甲子園で放った4番・板倉、さらには黒柳、松本、岩田など、多士済々のメンバーであった。
しかし、選抜では格下と思われた横浜商に不覚を取り、夏は池田の猛打に屈した。
その池田戦であるが、「ホームラン」の記事に、「初回の江上のツーランで勝負が決まった」と書いてあった。カーブが苦手だった江上に、低めの難しいカーブを豪快にホームランされたことで早実ナインが浮き足だったという。
つまり、そのホームランで、早実ナインの心が潰れたわけだ。麻雀でも、相手の心を潰すことが肝要。競馬がヘタクソな奴は、まだ心が潰れたままなのか?
明日は、ベースボールマガジン社のガイド号を読むという楽しみができた。それで十分である…。
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