ボシュニャク
今日は、不動産屋から電話がなかった。このまま何事もなく成約に至ってくれよ。
大手の不動産会社には、物件を止める旨の電話を入れなかった。今回の話が流れた場合に備えてのことである。
言ってみれば、男女交際におけるキープである。男女交際におけるキープは虎の穴の反則だが、そんなことを斟酌する余裕はねぇ。
今日も、雨だと休むおっさんが、わしにまとまりついてきた。だから、琴光喜は封印だって言ったろ。
ったく、未練がましいにも程がある。夏は勝負してやらないこともないから、もう数か月、待ってろ。
ボシュニャクが選出した代表メンバーを見て、「スポンサーの意気が掛かっているな」と思った。
本来なら香川は選外だって。ドルトムントで全く精彩を欠いているじゃないか。
ただ、槙野と宇佐美を選んだのには納得した。槙野はポリバレントだから選出されたのだろう。
ここで、ボシュニャクについて解説させろ。
ボシュニャクとは、ボスニア=ヘルツェゴビナに居住するイスラム教徒をいう。イスラム教徒といっても、民族的にはスラブ系で、そのほとんどがセルビア人かクロアチア人である。
ハリルホジッチは、ボシュニャクだそうである。それで、ブラジル大会でアルジェリア代表を率いた際、「ラマダンの時は、どうするのか?」と聞かれたという。
その質問に激怒したというのは、理由がよくわからん。ハリルホジッチは世俗的なイスラム教徒ではなく、厳格なイスラム教徒なのか?
ボスニア=ヘルツェゴビナにイスラム教徒が4割もいるのは、当地がオスマン帝国に支配された名残である。
オスマン帝国は、イェニチェリという常備歩兵軍団を擁していた。イェニチェリの多くは、体格と見た目が良いスラブ系などヨーロッパ人であった。
ボシュニャクは、その子孫であると思われる。だから、体格がいいわけだ。
イカサマ・トルシエは日本の代表監督を退いた後にイスラム教に改宗したから、外国人監督でイスラム教徒は、ハリルホジッチが初めてとなる。
となると、代表合宿とかでの食事が面倒なことになる。豚肉がNGなのはもちろん、イスラム教に則ったハラル料理でないとイスラム教徒は口にしない。日本サッカー協会もハガい。
昔、超偏食の中田英寿が代表だった頃、中田だけ他の選手とは違うものを食べていたという。ハリルホジッチの食事も、そうなるだろう。
ジーターがいい女を連れて、相撲観戦に来ていたな。ジーターの目に相撲は、どう映ったのか?
異文化の極みである相撲に、度肝を抜かれたと思われる。アメリカ人のドデブは、動けない木偶の坊ばかりだからな。
マスコミに不機嫌攻撃を続けている白鵬も、ジーターとは和やかに握手をしていた。大横綱とはいえ、メジャーのスーパースターの方が格が上か?
明日は送別会である。3月いっぱいで辞める奴がわしを含めて6人いるので、いわば追い出しコンパになる。
しかし、追い出されるのが納得いかん。こうなったら、4月からのプー太郎生活を満喫したる。って、無理だ…。
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